疾病(しっぺい)とは。三大疾病、七大疾病の種類と保険の関係

更新日:2020/12/01

「三大疾病」、「七大疾病」に含まれる病気をご存知でしょうか。三大疾病と七大疾病は入院期間が長く、医療費が高額になる可能性があるため保険で備えておくと安心ですよ。この記事では、三大疾病、七大疾病に含まれる病気と保険の関係について解説します。

疾病(しっぺい)とは。三大疾病、七大疾病の種類と保険の関係

疾病(しっぺい)という言葉の意味

疾病(しっぺい)という言葉の意味

そもそも、疾病(しっぺい)にはどのような意味があるのでしょうか。「疾病」という言葉を辞書で調べると、「病気、疾患」と出てきます。疾病と病気はほとんど同じ意味の言葉に思えますが、厳密にいうと少し違いがあるようです。

 

疾病とは、主に医学的用語として使われるものであり、具体的な症状や原因が客観的に診断されたものです。一方で、病気は具合が悪い状態全般のことを指すので、原因がはっきりしていなくとも、本人が不調と感じているものも含みます。

 

つまり、疾病とは医師から診断を受け、治療が必要であると判断されたもののことを表すのです。医療保険では、三大疾病、七大疾病などいう言葉が頻繁に使われます。

「三大疾病」とはどんな病気?

「三大疾病」とはどんな病気?

「三大疾病」とは、「がん(悪性新生物)」・「心疾患(急性心筋梗塞)」・「脳卒中」のことです。三大疾病は、日本人の死因のうち半分以上を占める疾病でもあります。

 

厚生労働省の「令和元年人口動態統計の概況」によると、日本人の死亡数に占める死因の割合は、がんが27.3%、心疾患が15.0%、脳血管疾患(脳卒中を含む)が7.7%となっています。合わせて5割の方が三大疾病で亡くなっており、極めて重大な病気だということが分かるでしょう。

 

ここからは、三大疾病がどのような病気なのか具体的に説明していきます。

 

・がん
がんは、体の中に生まれたがん細胞が増殖して、体にダメージを与える病気です。人間の細胞は常に増殖と死滅を繰り返し、新しいものに生まれ変わります。なんらかの原因でがん細胞が生まれてしまうと、がん細胞は正常な細胞から栄養を奪い取ってしまいます。がん細胞に侵された人はどんどん衰弱していき、やがて命までも脅かされることになるのです。

 

がんは体のいろいろな部位に発生し、その部位によって名称がつけられています。代表的なものでいえば、「肺がん」、「胃がん」、「大腸がん」、「乳がん」、「子宮がん」などです。

 

・心疾患(急性心筋梗塞)
心疾患は、心臓に血液を送る役割である冠動脈が、狭くなったり詰まったりして起こる病気の総称です。特に深刻なのが「急性心筋梗塞」で、冠動脈が急に詰まって血液を失った心筋の動きが弱り、最終的には心臓が壊死してしまいます。

 

・脳卒中
脳卒中とは、正式には「脳血管障害」という名称で、なんらかの脳の血管の障害が原因で引き起こされる病気の総称です。具体的な病名としては、「脳梗塞」、「脳出血」、「くも膜下出血」があります。

 

脳卒中は一命をとりとめても、寝たきりになったり喋れなくなったりなどの後遺症が残る確率が高い病気です。そのため、入院期間も他の疾病に比べ長くなる傾向にあります。

「七大疾病」とはどんな病気?

「七大疾病」とは、前述の三大疾病に「糖尿病」・「高血圧性疾患」・「肝硬変」・「慢性腎不全」を加えたものです。この七大疾病はいずれも生活習慣病の一種でもあります。

 

生活習慣病とは、偏った食事や運動不足、喫煙、飲酒などの習慣によってもたらされる病気のことをいいます。これらの病気が原因で、重大な合併症を引き起こす可能性もあるのです。厚生労働省の「平成29年患者調査」によると、七大疾病による患者は約1,850万人にものぼり、日本人の約7人に1人が罹患しているありふれた病気であることが分かります。

疾病と保険の関係

疾病と保険の関係

医療保険では、三大疾病や七大疾病という言葉がよく見られますが、どのような関わりがあるのでしょうか。ここからは、疾病と保険の関係について解説します。

 

・三大疾病保険
三大疾病は、死に至る危険性があるだけでなく、入院や治療、介護が長期にわたり医療費が高額になる可能性が高い病気です。多くの人が三大疾病保険に加入しているのはそのためです。

 

一般的な三大疾病保険は、通常の終身保険にプラスして三大疾病も保障します。例えば、死亡したとき、高度障害状態になったときの保険金とは別に、三大疾病で所定の状態になったときに100万円、200万円といったまとまった給付金が受け取れます。

 

前述の通り三大疾病は入院だけでなく、その後の治療や介護、リハビリなど長期にわたって費用がかかる可能性があるため、このようにまとまったお金が受け取れるのは安心だといえるでしょう。どのような状態を保障の対象となる疾病と見なすかについては、保険会社によって異なるので必ず確認するようにしてください。

 

・七大疾病保険
七大疾病保険は、がん・心疾患(心筋梗塞)・脳血管疾患(脳卒中)の三大疾病に加え、高血圧性疾患・糖尿病・肝疾患・腎疾患までをカバーできる保険です。より多くの病気に備えられる点がメリットですが、その分保険料は高額になります。自分に必要な保障を考えて、どちらの保険を選ぶのか検討しましょう。

 

今は健康だとしても、いつ病気にかかるかは分かりません。早めに保険に加入して、高額な医療費に備えましょう。楽天生命の商品では、医療保険の中に三大疾病と七大疾病をカバーするものがあります。気になった方はぜひサイトをチェックしてみてください。

  • 著者:まきあんさん

    元栄養士で現在フリーのWEBライターとして活動している、まきあんです。基本的なお金の知識を身に付けたいと思い、独学でFP2級を取得しました。
    お金に関する知識や生活に役立つ情報を分かりやすく発信していきます。


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