
損害保険のプロがおすすめする。
自動車保険、自転車保険、火災保険など、“モノ”の保険に関する アレコレを語っています。
異常気象による自然災害に、自転車が加害者となる事故の増加、日常生活で起こり得る子どものケガ等―わたしたちの周りは、事故の発生により多額の費用を支払うリスクで溢れています。そんなときのために、入っておきたいのが損害保険。とはいえ「どれを選んだらいいのかわからない」「リーズナブルに加入する方法はないの?」とお悩みのかたもいらっしゃるのでは?
損害保険のプロでもある、楽天損保のイケメン社員たちに急きょオンラインで集まってもらい、どんな保険に入っているのか、選ぶときのポイントや、ここでしか聞けない情報をこっそりと教えてもらいましたよ。
異常気象が頻発! 絶対に外せない備えとは…?
司会:イケメン揃いで緊張しておりますが、今日はよろしくお願いします。ところで皆さんは、損害保険に入っていらっしゃいますか?
全員:もちろん、入っています!
司会:さすが、損保会社の社員ですね。今年、九州地方で主に被害のひどかった水害に「令和2年7月豪雨」と名付けられたり、昨年も台風15号や台風19号の直撃を受けたりするなど、2018年から2020年にかけて自然災害が多く、リスクに備えることの重要性を痛感する1年となってしまいました。どのような保険に入っておけば良いのか、プロの視点からポイントを教えていただけますか。
朝倉:一番のポイントは、保険の補償内容がご自身に合っているかどうかですね。何を一番大切にしているのか、何のために加入したいのか。まず、そこをはっきりさせておきましょう。
また、「どの損害保険会社でも同じでしょ?」と思われるかもしれませんが、実は補償に関して細かな違いがあるものです。何を補償してくれるのか、どのような場合に保険金を受け取ることができるのか、といったことを把握しておきたいですね。
内記:2018年から2019年にかけては台風が、今年2020年にはまだ記憶に新しい7月の豪雨など、水災被害のニュースが増えてきました。
住宅購入時や賃貸契約時に加入する「火災保険」はご存知だと思いますが、火災の事故だけが補償の対象と思っている方もいます。加入予定の火災保険に、水災リスクへの補償が付帯されているのか、事故の際にはどのように保険金が支払われるのか、ご自宅の水災リスクがどれほどのものなのか、ということへの認識も重要になってくるかなと思います。
荒牧:ご自宅の水災リスクについては、各市町村が発行しているハザードマップで確認できます。特に、家の購入を検討している方、部屋を借りようとしている方に知ってもらいたいのですが、法令改正により2020年8月28日から、ハザードマップ上でその物件がどのような水災リスクにあるのかを説明する義務が、不動産業者に課されるようになりました。
柴田:実は今年、家を購入したのですが、水災の危険性が低い場所を選びました。とはいえ、水災の補償も付帯した火災保険に加入しています。
なぜかというと、「水災リスク」には「外水」と「内水」というものがあります。「外水」は、河川への水の流入が多すぎて、氾濫してしまうことにより発生するリスク。「内水」は本来であれば道路から排水溝を通って河川に流れ込むはずの水が、河川の水位上昇により流れ込めず、マンホールが溢れてしまうことにより発生するリスクのことを指します。
大きな河川から遠いはずなのに浸水している、という映像を見たことがあるかもしれません。それが雨水の溢れによる、内水氾濫の状態というわけです。
司会:川から離れているから大丈夫、というわけではないのですね。実は、我が家も今年、家を購入したのですが、ハザードマップ上でも絶対に水害には遭わないだろう、という場所だったため、火災保険から水災を外してしまったんです。
朝倉:最近では、「10年に一度の大水害です!」「50年に一度の…」「100年に一度の…」という異常気象が頻発していますよね。そのことから考えると、水災リスクが「ゼロ」ということは、なかなかあり得ないのではないでしょうか?
司会:なるほど…。うかつでした。
朝倉:楽天損保では2020年4月始期の火災保険契約から、国土交通省のハザードマップを参照した水災マップを使用し、お見積もり時にご自宅の水災リスクがお客様自身で確認できます。また水災リスクに応じた保険料設定をしています。そのため水災リスクが低い場所にある建物の場合は、水災補償を外さなくても保険料がリーズナブルになります。ぜひ、お見積もりしてみてください。
思い立ったらぱぱっと加入できるネット保険のメリットとは?
司会:ところで、オンラインで見積りから加入まですべて完結できる「ネット保険」のCMをよく見かけます。楽天損保もネット保険の枠組みに入るのかなと思いますが、対面で加入するものとネット保険ではどのような違いがあるのでしょうか。
柴田:それぞれにメリットがありますね。ネット保険だとお客様がインターネット経由で直接ご契約手続きを行っていただくことになりますが、対面型の保険の場合、保険会社から委託された代理店がお客様とご契約手続きを行います。
荒牧:事故があった時に頼れる代理店からアドバイスがもらえるのは、とても安心ですね。加入時には代理店から補償内容等の細かい説明を受けることができるのも特徴です。
内記:もともと保険の知識があれば、細かい補償内容についての説明がいらない、ということもありますよね。そういう人だと、代理店経由で加入するメリットは少ないかもしれません。
気軽に加入しやすいというメリットがネット保険にはあります。例えば旅行に行く際の旅行保険も、思い立ったら即日ネットで契約できる、というのはメリットのひとつだと思います。現在は、コロナ禍のため、旅行に行く機会があまりないかもしれませんが。
朝倉:私としては、どっちが合っているか、加入しやすいか、安心できるか、ということを考えて選びたいですね。
柴田:ネット保険といえば、自転車保険もあります。最近、自転車に乗る人へ自転車保険の加入義務を課している自治体もあります。コロナ禍で満員電車の三密を避けるために自転車通勤をする人も増えています。こうした社会的情勢により、加入者が増えている自転車保険は、即日加入ができ、保険料も抑えられることから、ネット保険向きかなと思いますね。
司会:ネット保険も対面型もそれぞれ良いところがあるんですね。理想的なのは、自分に必要な補償を選べて、保険料をリーズナブルにできる、ということなのではないかと思いますが、そんな「賢く」「ちゃっかり」を叶える保険商品ってありますか?
内記:楽天損保だけでなく、自分に必要な補償を選べる保険会社はたくさんありますよ! ただ、気をつけないといけないのは、補償内容を理解できているか。そのうえで加入を決めたかどうかということですね。
荒牧:そうそう。例えば、自動車保険なら、同じ補償内容でも、年間走行距離によって保険料がリーズナブルになる商品もある。
朝倉:そういった意味でいえば、自分に合った保険会社を探せば、リーズナブルな保険料で加入できるといえますね。
荒牧:ちなみに、楽天損保の自動車保険「ドライブアシスト」は、年間走行距離によっては、現在ご加入の保険よりリーズナブルになる可能性があります。休日のみ運転される方が、当てはまりますよね。
朝倉:ご自身の年間走行距離を、把握しておいてもらえると良いかと思います。それによっては、「賢く」「ちゃっかり」が叶いますから。どのくらいリーズナブルになるかは、ネットでお気軽にお見積りいただけます。
実はお世話になっていた? イケメンたちが保険を使ったわけ
司会:保険は、「万が一」のときのためのもので、できれば使うような場面がないほうが良いのですが、「保険にお世話になってしまった」というエピソードはお持ちですか?
荒牧:あります!
柴田:わたしもあります!しかも2回。
内記:わたしも保険に入っておいて良かったなぁという経験があります。
司会:教えてもらってもいいですか。
●不安になった初めての自動車事故
荒牧:自動車を運転中に、軽微な追突事故を起こしてしまったことがあります。初めての事故です。相手はタクシーの運転手だったため、慣れた感じでこなしていましたが、わたしは初めて。しかも相談できるような同乗者もおらず、不安を覚えました。
すぐさま、保険会社に電話したところ、親切に対応してくださり、「これからどうすればよいのか」といった細かいところまで教えてくださったので、とても安心できたのを覚えています。
ほとんどの人にとって、自動車事故は初めて経験するもの。現場で何をすればよいのか不安に感じるんだな、と身をもって経験しました。
弊社の事故対応では、契約者の代わりに事故の相手と電話対応が可能ですし、不安に思われるようであればALSOKが駆けつけるというサービスもあります。
●業者との連携で満足度を高める
柴田:「2回ある」と言いましたが、ひとつは家族が起こしたもの、もうひとつは子どもの頃の経験です。
2年前、実家の母親が自動車事故を起こしました。外出先から帰ってきた母が、自宅の駐車場にバックで入れていたところ、誤ってアクセルを強く踏んでしまったようです。そのため、車庫の壁に激突してしまったんです。突然のことでパニックになったそうです。すぐにシフトレバーをドライブに切り替えて、またしてもアクセルを強く踏みすぎて…。正面にあった向かいの家の壁にぶつけてしまいました。
母の乗っていた車のフロント部分は、大きく損傷しましたし、向かいの家の壁も破損しました。
もともと、その車は廃車予定だったため、車両保険など自車修理のために保険は使わず、向かいの壁を修理するために対物賠償保険を使いました。
当時、母が加入していた保険会社より、保険金は支払われたのですが、修理業者が作業当日に来ない、というトラブルが有りました。保険会社が連絡をしていたものの、修理業者のほうで忘れていたそうです。
ここからは、保険会社社員としての目線でお話しますが、保険会社がしっかり対応をしていても、修理業者などの対応が原因でトラブルが起きる可能性があります。そのため、お客様の満足度をさらに高めるためにも、保険会社だけでなく、その後の修理業者まで、緻密な連携体制を取ることが重要だなぁと感じました。
●加入しっぱなしではなく補償内容の確認を
柴田:もうひとつは、わたしが小学1年生のときのものです。下校時、石を蹴って遊んでいたら校門前でつまずいて左腕をつき、骨折してしまったんです。保健室のほうが近いのに、なぜかそこへは行かず、そのまま自宅へ帰りました(笑)。わたしの腕を見た母は、かなり驚いていました。
父がふと会社で加入している傷害保険のことを思い出し、補償内容を確認したところ、なんとなく加入していた家族傷害保険が適用できる、とのことで、治療費として保険金を受け取ることができました。
いかに補償内容の確認が大事なのか、ということを当時の思い出を振り返り、改めて認識できました。
会社などでなんとなく保険に加入しているという方は多いと思いますが、自分がどのような保険に入っていて、どのような場合に支払われるのか、といったことを大まかにでも把握しておけば、こういうときに役立つと思うので、ぜひチェックしていただきたいですね。
●あわや失明! あわや多額の治療費負担!
内記:皆さんのエピソードがすごかったので、わたしのものをお伝えする必要はあるのかな、と気後れしてしまいますね(笑)。
7、8年ほど前に、代理店とゴルフコンペに出かけました。当時は割とそういう形でゴルフに行くことが多かったと覚えています。
たまたまその日は雨風の強い日で、人の声を聞き取りづらいほどの強風が吹いていました。ショットの際に、注意を促すため、周りのプレーヤーに声をかけていたのですが、別のグループの中の1人だけ雨風が強かった影響で気づかなかったようで、、その人の顔に打ったゴルフボールが当たってしまったのです。
当たる箇所があと数センチずれていたら、失明の可能性もあるような際どい箇所でした。
幸い、そうはなりませんでしたし、会社の団体保険で加入していたゴルファー保険から保険金が支払われたので何とかなりましたが、一歩間違えば大事故。そうなれば、多額の治療費が必要となります。
損害保険を使うのは、その時が初めてでしたが、改めて保険の重要性を実感しました。
弊社のゴルファー保険「ゴルフアシスト(傷害総合保険のゴルファー向けプラン)」は、ネットで気軽に加入できますし、お手軽な保険料設定、しかも安心の補償内容なので、ゴルフをするなら入っておいたほうが安心だなと思います。
こっそり教える「楽天ポイントの効率的な活用法」
司会:皆さんのエピソードから、何が起こるかわからない今、保険に入っておくことの重要性がより一層浮き彫りになりました。とはいえ、火災保険や自動車保険は毎月かかるもの。できれば出費を抑えたい、お手頃に入りたい、という要望もあるかと思います。
そこで最後に、楽天損保の社員だからこそ知っている、ここでしか聞けない「楽天損保の為になる情報」や、「楽天ならではの活用方法」を教えて下さい。
朝倉:楽天損保の自動車保険「ドライブアシスト」、火災保険「ホームアシスト」、自転車保険「サイクルアシスト」、ゴルファー保険「ゴルフアシスト」、「1日保険シリーズ」、旅行傷害保険「トラベルアシスト」の商品を、楽天IDを使用してご加入、保険料をお支払いいただいたお客様は、保険料の1%の楽天ポイント※が貯まります。
柴田:当社の自動車保険「ドライブアシスト」は、インターネット経由で加入することにより、保険料が22%割引※になります。
内記:楽天カード※で保険料を支払えば、さらに楽天ポイントが貯まります。また、保険料のお支払いに楽天ポイント(1ポイント=1円相当)が利用できるので、気軽に加入できるかと思います。
荒牧:加入の気軽さで言えば、自転車保険「サイクルアシスト」の加入者アンケートを見ると、加入理由の第2位が「ネット完結で加入できるから」※というものでした。
内記:このサイクルアシストの販売開始は2018年でしたが、ネットで加入できる利便性と年間3,000円~※という保険料のお手頃さもあり、2020年5月には契約数が10万件に達するほど好評なんですよ。
司会:もともと保険料がリーズナブルだし、ネットで加入できる簡便さと楽天ポイントが貯まる楽しみ…加入のハードルがぐっと下がりそうです。
内記:楽天ポイントは、楽天会員にならないと受け取れないので、まず楽天会員になっていただきたいですね(笑)。
楽天カードに楽天ペイ、保険も買い物も楽天、というわたしの場合、何に使っているのかわからないけど、どんどんポイントが貯まっています。貯まったポイントを次の買い物に回しているので、ある意味「ポイ活」していますね。
朝倉:楽天会員だと期間限定ポイントが付与されることがあると思います。保険料をポイント払いにしていれば、期間限定ポイントから先に消費されるので、お財布に優しい。
柴田:1日保険シリーズの保険料は200円からなので、それをポイントから支払う、という方法もありますよね。1回のイベントやレジャーのために年間を通して加入するのではなく、その日、そのイベントのためだけに加入することが可能です。ポイントが貯まっていれば、保険料に充当できるので、より入りやすいかなと思います。
朝倉:「ちゃっかり」と「賢く」が同時に叶うよね。
とはいえ、楽天損保の認知度って、それほど高いとはいえないので、読者の皆さんにはぜひ、楽天損保のサイトを訪問してもらいたいですね。そして、できれば見積りを試しにとってみてください。
荒牧:楽天損保のサービスに納得していただいたら、周りにも広めてもらいたいですよね。とはいえ、ネットだけでは補償内容がよくわからない、いざというときに心配、と思われるようでしたら、代理店を介した対面募集も行っていますので、ぜひご活用ください。
<編集後記>
安心を「ちゃっかり」「賢く」ゲット
いざというときに力を発揮する損害保険の選び方のポイントや、楽天損保ならではの情報を教えていただきました。ネットで気軽に加入できるだけでなく、リーズナブルな保険料で楽天ポイントが貯まり、また、保険料のお支払いに楽天ポイント(1ポイント=1円相当)が利用できる、ということを教えていただきました。
“中の人”だからこそ知っているし、しかも活用しているという情報も興味深かったです。イケメンなうえに、楽天ならではの活用方法も見逃さないとは天は二物を与えるのでしょうか。座談会に参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
※本記事の内容は2020年9月現在の内容です。今後、キャンペーン内容等変更または予期せず終了の可能性がございます。詳しくは各サービスのサイトをご確認ください。
取材・文:渡辺まりか
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