Question

生命保険の見直しについて

更新日:2020/03/18

既婚・子なし・今年で30歳になります。定年退職前の父に、「今俺が払っているお前名義の生命保険を、代わりに払ってくれ」と言われました。いい加減自分で払ったほうが良いなと思い商品名でネット検索すると、いわゆるアカウント型保険であまり評判が良くなく、保険料もなかなか高いので、他の生命保険に乗り換えたいと考えています。(2007年に契約・10年更新・終身払込)

その場合、親に早急に解約してもらった方が良いのか、私が新しい保険に入るまで一旦私のほうで今親が入っている保険の支払いを引き継いだ方が良いのか迷っています。

なお次に入る保険についてはまだ決まっていませんが、夫が契約中のものがよても良さそうなのでそちらを検討しています。

年齢:20代
職業:会社員
世帯年収:800万円~1,000万円未満
ペンネーム:ぽっぽ

 

Answer

保険を変更する場合の基本は、まず新しい保険に加入してから古いものを解約する、という順番が良いでしょう。古いものの解約を先にすると、保障されない期間が発生しますし、健康面の審査などで新しい保険に加入できないという可能性もゼロではないためです。

 

一般的に子供がいない共働き夫婦で、夫婦ともに会社員である場合、加入している健康保険が手厚いです。病気やけがで手術や入院をした時も、自己負担する医療費に上限が定められる「高額療養費制度」を利用できますし、4日以上出勤できなかった場合「傷病手当金」も給付されます。そのため、医療保険に加入する必要性は低い傾向にあります。

 

死亡保障については、自分が亡くなった時に、誰がどの程度金銭的に困りうるかを考えると良いでしょう。一般的に葬儀費は200万円程度と言われます。家庭として200万円程度の貯蓄がある共働き夫婦であれば、万が一の場合の葬儀費用も確保できていて、以降は遺された家族が自分で働いて生計を立てられる可能性が高いため、生命保険も必要ないかもしれません。夫婦の収入に差があり、片方が亡くなった時の金銭的なケアが必要であれば、その分死亡保険に加入したり、子供がいる場合に、教育費のためのまとまった資金を準備する生命保険などは必要性が高いと考えられます。

 

アカウント型保険ということは、加入する限り生涯保障される(終身)死亡保険数百万円と、向こう10年などで亡くなった場合の(定期)死亡保障数千万円、加えて医療保険などがパッケージになっている商品が多いと思われます。それぞれを単体で切り離して見たときに、終身死亡保険、定期死亡保険、医療保険が必要なのかを吟味して、必要なものがあれば、新しい商品に加入して、現在の保険を解約するのが良いでしょう。

 

お父様との兼ね合いがあるようであれば、一旦ご自身が引き取って保険料の支払いを継続し、新しいものに加入して解約するという流れがスムーズですね。

回答者:ファイナンシャルプランナー 風呂内 亜矢さん

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP認定者、宅地建物取引士。26歳のとき、貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに、お金の勉強を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し賃料収入を得ている。2013年ファイナンシャルプランナーとして独立。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 著書に『その節約はキケンです お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか(祥伝社)』、『ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)#なぜたま!』などがある。

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