将来、平均寿命は90歳を超える!?個人で年金を準備するということ

更新日:2017/05/01

個人年金やっていますか? 「個人年金ってナニ?」という、そんなあなたにお届けする、ちょっと得する情報です。ちまたでは、“人生100年時代”と言われ始めました。60歳で定年を迎えると、その後40年間はどうやって生活するのでしょうか? お金の心配が少ない、「悠々自適な老後」へ向けて、今できることを考えてみましょう。

そもそも“個人年金”って、何?

個人年金は、老後に備えて資金を準備する貯蓄性の保険商品です。
「え~、年金ってついているのに、保険なの?」。紛らわしくてごめんなさい。保険商品です。“毎年決まった金額を受け取るような商品設計”のため、年金と呼んでいます。

個人年金は、契約時に決めた時期から受け取りを始めることができ、用途も決まっていないので使い勝手が良い商品と言えるでしょう。老後と決めつけず、10年後受け取り開始等の設計もできます。

ところが個人年金は、最近はマイナス金利などの低金利の影響で、支払う保険料が値上がりしたり、販売停止になったりしています。というのは、確実な運用を目指すために、個人年金などは国債を主体に運用していました。国債金利の低下で、商品自体が維持できなくなってきている影響です。

36年後には日本の人口は1億人を切る……らしい

「老後どころか、来月の子供の塾の月謝が心配」「うちはマイホーム購入で切り詰め中」……そうなのです、皆さん今の生活を必死に頑張っていると思います。

そうは言っても、最近の日本の人口動態統計、すごいことになっています。女性の平均寿命は、2016年に87歳を超えました。女性の3人に2人は90歳を超えて生きていくことに。

そんな時心配なのは、生活費ですね。「いざとなったら、生活保護とかあるじゃない」という意見もあると思います。ところが、今は生活保護受ける人が少ないので支給できているかもしれませんが、多くの人の生活をまかなう程の資金が日本にあるでしょうか。

「公的年金もあるでしょう」そうですね。
「高齢化が進んで年金はアブナイ!」と言われながらも、世界に冠たる日本ですから、給付額は少なくなる可能性が高いものの、老齢給付(年金)は、政府が死守するでしょう。

では、年金について、少しおさらいしてみましょう。

日本の年金は「3階」建て。個人年金は、余裕部分に!

日本の年金制度は、よく3階建ての建物に例えられます。国民全員が入っている基礎年金が1階です。2階は、厚生年金で、3階部分が「企業年金」です。

企業年金がない会社の会社員や自営業者は確定拠出型年金等を利用して、「私的年金」を準備することができます。私的年金部分で、「個人年金(保険)」や、「iDeCo(確定拠出年金)」の活用が期待されています。

ものすごい低金利で、個人年金があまり有利に使えない間はiDeCoやNISA(少額投資非課税制度)等を利用して資金を貯めてはいかがでしょうか。NISAなら換金はいつでもOKなので、金利が上がってきたら個人年金に一時金で有利に加入する手も考えられます。

現在のゼロ金利は人類初の試みです。今後経済状況がどうなるかは誰にもわかりません。個人年金加入でも、確定拠出型年金でも、十分に商品を検討してから契約しましょう。自分で電卓をたたく、もしくはエクセルで計算する。そのひと手間が、明るい老後をもたらすかもしれません。

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