【占い師マネーコラム】帰って来たM資金詐欺に注意

更新日:2017/08/25

青山の占い師いけのりです。今日のテーマは詐欺です。占い師のところにもたまに小口の詐欺や寸借詐欺のご相談がやって来るのですが、世間は狭いもので、詐欺を企てた人と詐欺に引っかかった人が、占いのお客様だったなんてこともありました。企てた方は今連絡が一切取れない状態なのですが、お元気でしょうか。

M資金詐欺の実態

詐欺はその時代時代で、手を替え品を替え行われます。時代に即さなくなってくると、新たな手法が編み出されるものなのですが、最近、もう時代遅れと思われていた詐欺手法が復活していると話題になっており、注意喚起の意味を込めてお伝えしたいと思います。

それが「M資金詐欺」と呼ばれるものです。この詐欺は、戦後日本復興のためにプールされていた巨額の資金がいまだ手付かずで残っており、その資金から融資をすると嘘を付いて手数料を巻き上げるというものです。

M資金のMは諸説あるのですが、GHQの経済科学局のマッカート少将の頭文字と言われています。普通、詐欺の多くは「投資案件」(100万円投資すると120万円に増える等)ですが、このM資金詐欺は「融資」案件です。よって、100億~数兆円といった巨額の資金を事業の運営に必要とする大企業の経営者等がターゲットにされます。

M資金詐欺の骨子は以下の通りです。

1. 金融ブローカー・金融コンサル・フィクサーを装った詐欺師が、ターゲットの知人友人を通じてM資金を利用した(架空の)巨額の融資話を持ちかける。

「政府の特命でM資金をこっそり運用している団体(それっぽい名前が付けられていたりする)が、新たな運用先を探していて、あなたの会社になら超低金利で融資できる」といった内容。

2. その融資のための手数料や準備金、印紙税等が先払いで必要だと言ってお金を騙し取り、姿をくらます。

騙し取られる額は融資額の手数料◯%なので、仮にその手数料を3%とすると、100億円の融資額で3億円、1兆円の融資額なら300億円となります。融資額が巨額なだけに手数料も巨額です。

また、契約の書類は平気で偽造されたものが使われ、話をそれっぽくするために出て来る関係者も、大物政治家、皇族(華族)関係、ご落胤、華僑、アラブ系オイルダラー、ユダヤ系財閥(ロックフェラー)、G7(先進国7ヵ国蔵相・中央銀行総裁会議)やマルタ騎士団、フリーメイソン、米国国防総省(ペンタゴン)等、一瞬ひるんでしまいそうな名前が使われます。

このM資金詐欺は公的に確認され、発表されたことはないとのことですが、著名な企業や実業家がこの詐欺に遭い自殺者まで出たことが報道され、一時期一般人の間でも有名になりました。

オレオレ詐欺のように、こういった詐欺があるという事実を知っていれば、騙されて大変な目にあう人は減ります。M資金詐欺をご存知ない方へ、伝播をしていただけたらと思います。

著者:占い師 いけのりさん

1980年、秋田県生まれ。 一橋大学商学部卒業後、金融会社を経て楽天市場へ入社。ハードな会社生活の中で、“精神安定剤”としての占いの魅力にハマり、独学で人相学・手相占いを研究。2013年株式会社青山ストーンラボを設立。代表取締役社長(兼占い師)として、占い、人相学・手相講座の講師などを務める。 これまでに占った人数は、7,000人以上。コミュニケーションを円滑にし、対人関係を良くするための人相学の普及活動に力を入れている。独りニュースサイト「いけのり通信」の更新がライフワーク。

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