学校では教えてくれない、お金を増やす資産運用法

更新日:2018/02/14

国語、算数、理科、社会…は教えてくれるのに、生きていくために不可欠なお金の知識はなぜか学校では教えてくれませんでした。お金を増やす、つまり資産運用をするとはどういうことなのでしょうか?資産運用と聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、きちんと学べば学生や主婦でもお金を増やす有効な手段として活用可能です。資産運用の方法は、短期的なものから長期的なものまでいくつかあります。今回は資産運用の準備から、初心者にオススメの方法などをご紹介しましょう。

学校では教えてくれない、お金を増やす資産運用法

資産運用は実は誰にでもできる?

「資産運用なんて、豊富な資産を持ったお金持ちのもの」と決めつけてはいないでしょうか。実は、資産運用は現代の私たちのライフプランを考えるうえで欠かせないようになってきています。昔は高金利だったため、お金を預けているだけでも増えていきました。ところが現在は超低金利時代。お金はそのままにしていてもほとんど増えません。

さらに少子高齢化が進み、年金が日本の財政に与える負担は増大しています。老後の資金や子どもの教育資金に不安を感じている人も多いでしょう。将来どのような環境でどれだけのお金が必要かわからないからこそ、自分の生活を守る備えとして、お金に働いてもらう資産運用が必要なのです。

資産運用をする最大の目的は、投資でお金を効率よく増やすことです。貯金しかしたことがないという場合でも、アベノミクス・円安・株価上昇などの影響で投資をスタートさせる方も少なくありません。企業年金・公的年金も今後必ず受給できる保証がないのが現状です。実際、預貯金だけではお金が増えないので、預貯金以外の方法でお金を増やす手段を検討する必要があるでしょう。方法さえ学べば大金を出さなくても、誰でも資産運用はできます。投資は投資期間が長いほど効果を発揮するので、始めるのが早ければ早いほど利益は増えやすいと言えるでしょう。

資産運用の前に準備するべきこと

資産運用を始める際に大切なのが、毎月かかる固定費を見直すことです。光熱費・通信費などは削減できないかということや、交際費や食費も無駄使いがないか見直してみましょう。

 

また、賢い貯金の仕方について考えた時に、是非見直して欲しいのが預金です。お金を銀行に預けると預金額に対して利息が付きますが、銀行によって金利にも差があります。少しでも利息の高い普通預金・定期預金を利用することに越したことはありません。「貯金は100万あると投資がうまくいく」と言われており、資産運用を始めるにあたってひとつの目安になるまとまった金額です。

初心者にオススメ、お手軽投資方法

投資といえば、短期間ですぐ利益や損失が出るイメージがあるかもしれません。しかし、初心者にオススメなのは長期スタンスでゆっくり利益を生み出す投資法です。

長期保有であれば短期的な変動も平均化されて、利回りも安定しやすいと考えられます。若いうちから投資をすれば、それだけ長期間の投資が可能になるでしょう。時間を味方につけるのであれば、お金ができてからと考えるのではなく、少額でも早くから投資をスタートしたほうが有利です。

リターンが高い資産運用は上手に運用できればいいですが、大損するリスクも高いのでギャンブル性の高い運用方法とも言えるでしょう。そこで、初心者にはリスクが少ない資産運用をいくつかご紹介します。

積立投資
  • 積立投資

積立投資のシステムは、少額から始められ途中から増減が自由に設定できます。積み立ての設定さえしてしまえば、自動的に投資を続けることができるので簡単です。回数を分けて長期的に運用するので、色々な金融商品に分散投資ができるなどのメリットがあります。

デメリットとしては、販売手数料がかかって価格変動の要因がわかりにくいことや、元本割れなどがあることでしょう。積立投資でどれくらい資産が増幅するかは証券会社のサイトにてシミュレーションすることができます。貯金なし・年間利回り3%・30歳から投資を始めたとして、毎月3万円を投資に回せば65歳には2000万円ほどの資産を築くことも可能です。

  • ロボアドバイザー

ロボアドバイザーとは、スマホやパソコンから自分に最適な資産運用の方法を診断してアドバイスが受けられるシステムです。アドバイス型は、無料で利用することができて、自分で運用します。投資一任型は、サービス料がかかりますが、自動で運用してくれるのが特徴です。

ロボアドバイザーは、積立投資を気軽に始められるように、自動積立機能を搭載しているものもあります。口座に入金しておけば、自動的に資産運用ができるので便利です。基本的には、ロボアドバイザーには2種類の方法があるので、まずはどちらが自分に適したタイプなのか検討してみることをオススメします。

一度は気になる株式投資について

一度は気になる株式投資について

実はそこまで敷居が高くないのが、ミニ株・単元未満株といった少額からスタート可能な株式投資です。大金を用意するのは怖いけど、少額なら挑戦してみたいと思う方もいるのではないでしょうか。証券取引所では、最低単元が決まっているので購入金額も300万円や500万円などと高額になります。しかし、ミニ株なら最低単元の10分の1単位で購入可能です。また、単元未満株なら1株から購入することができます。

その他にも、毎月決まった額で同じ株を買い続けることで株の積立ができる株式累積投資(るいとう)もオススメです。そこで初心者が株投資を始める方法・投資スタイル・利益を出す方法もあわせてご紹介します。

  • 株投資の始め方

株の購入を決めたら、証券会社で口座開設する必要があります。銀行口座のようなもので、証券口座がなければ株取引をスタートできません。証券口座にお金を振り込んだら、買いたい株を証券会社に注文します。この時にどんな銘柄の株を買うのか、株数はどのくらいなのか決めましょう。注文方法は、株価がいくらでも買う成り行き注文と、自分で価格を決めることができる指値(さしね)の2つの方法から選択できます。取引が成立すれば約定といわれ、株の購入が完了です。

成り行き注文であればすぐに約定しますが、指値注文の場合は約定まで多少時間がかかります。待つ間に注文内容の訂正や取り消しも可能です。最初のうちは、専門家のセミナーに参加するなどして株式投資をスタートすることをオススメします。

  • 3つの投資スタイル

投資のスタイルは大きく分けて3つあります。1つ目が、デイトレードです。購入した株式をその日に全て売却し、その日のうちに全て買い戻すなど、1日のうちに損益に関係なく売買し翌日に持ち越さないトレード方法になります。2つ目は、スイングトレードで、数日間から数週間・数カ月の期間で売買をするトレード方法です。最後は、中長期投資というトレード方法で、中期投資と長期投資を合わせたものになります。

中期は半年から3年程度で、長期は3年から数十年の期間で投資するスタイルです。中長期投資なら資産効率もよく相場をずっとチェックする必要がないので、初心者やビジネスマンなどにオススメのスタイルと言えます。常に張り付いていないとできないデイトレード・スイングトレードなどは初心者には難しいのが現状です。

  • 中長期投資で利益を出す方法

中長期投資の最大のメリットは、時間はかかりますが比較的大きな利益が手に入る可能性が高いということです。企業について徹底的に研究することで、リスクを避けることができます。購入した株式の会社・業界・経営陣などについて研究する程有利になるのです。株を保有することで企業から配当金を受け取ることができるので、株を保有し続けることで継続的な利益に繋がることになります。

また、配当金と同様に株主に与えられるのが株主優待です。配当金との違いは、企業の利益をお金ではなくサービスで還元しています。配当金と株主優待が株価に対してどのくらいあるのか考えて株を購入するといいでしょう。

複利の力でコツコツと

単利と複利の違い

投資できるお金なんて少ししかないから無駄…と諦めてはいませんでしたか。資産運用をするときに覚えていただきたいのが「複利」という言葉です。複利とは運用した利益を、再度運用して利益を得る仕組み。利息を元本に組み入れて投資することで利息に利息が付いていくことになります。 

 

収入を増やしたくても、会社でもらっている給料をアップさせるのは大変です。時間や複利を味方にしてお金に働いてもらうことも、将来を考えた選択肢のひとつだと言えます。

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