銀行振込の基本|振込時に必要な情報や振込先を誤った場合の対応

更新日:2019/03/06

振込先とは、銀行振込でお金を振り込む先の口座のこと。似た言葉で「振替」というものもあります。突然銀行振込を指示されて焦らないよう、振込時に必要な情報や振込を誤った場合の対応など、正しい知識を身につけましょう。

いまさら聞けない!銀行振込の基本について解説

以前は、通信販売の支払い方法といえば「振込」がメインでした。ミュージシャンのファンクラブの会費や、コンサートや舞台のチケット代金、講演会の参加費用など、さまざまな費用を「銀行振込」で支払っていたという人も多いのではないでしょうか。

ところが、いまではクレジットカードでの支払いやコンビニ払いがメインになり、銀行振込を利用するシーンは各段に減少しています。だからこそ、いざ改めて振込をしようと思うと、「あれ?どうやるんだっけ?」と思ってしまう人もいるでしょう。そこで、ここでは銀行振込の仕方について改めてご説明します。

もくじ

・銀行振込とは

・「振込」と「振替」の違い

・振込に必要な情報

・間違った相手に振込んだ場合はどうなるの?

銀行振込とは

銀行振込とは

銀行振込とは、自分の銀行口座や現金から、他の人の銀行口座にお金を移動させることです。たとえば、通信販売で5,000円のものを買ったときに、「●●銀行××支店 普通1111111のタナカタロウまで振込んでください」といわれたら、自分の持っている銀行口座から指定の銀行口座に5,000円を振込むか、現金で5,000円と手数料を用意して指定口座に振込を行います。

 

銀行口座からでも現金でも、どちらでも振込はできますが、一般的に現金で振込を行う場合の方が振込手数料が高い傾向にあります。また当然ですが、インターネットバンキングを利用するなどそもそもキャッシュレスで振込をするのであれば、現金を使って振込むことはできません。

 

銀行振込の方法には、「インターネットバンキングからの振込」「銀行のATMから振込」「コンビニのATMから振込」「銀行窓口から振込」の4種類があります。手数料は、多くの場合インターネットバンキングが一番低く、銀行窓口での手続きが一番高くなります。銀行の手間が多くなればなるほど費用がかかるということですね。

 

また、同じ銀行の同じ支店宛ての振込は振込手数料が低く(無料の場合も多い)、次に同じ銀行の別支店宛て、最後に、別の銀行宛て、という順で振込手数料が高くなります。さらに、振込金額が3万円未満か3万円以上かで振込手数料が異なる場合もあります。この場合は、3万円を超える場合に手数料が高くなります。

「振込」と「振替」の違い

振込とは、ある銀行口座から別の銀行口座にお金を移したり、現金を指定の銀行口座に振込んだりすることです。一方の「振替」は、同じ銀行に作った普通預金口座から定期預金口座へお金を移動する場合などに使われる言葉です。たとえば、毎月1回、給料日につみたて口座に1万円ずつ積立預金をしていて、その1万円は普通口座から自動で移動するようになっている、といった場合は、「毎月1回1万円が普通預金口座からつみたて口座に振替られている」といえるでしょう。

 

さらに、「振替」は、公共料金やクレジットカードの引き落としなどのシーンでも利用されることがあります。引き落とし用の口座を登録するときに、「口座振替依頼書」などを書くことがあるかと思いますが、こういったときも「振替」という言葉が利用されます。つまり、自分自身で手続きを行うのが「振込」、自動で手続きが行われるのが「振替」とざっくり覚えておくと簡単です。

振込に必要な情報

振込に必要な情報

振込をするときは、振込先の銀行口座情報が必要になります。

 

・銀行名
・支店名
・預金種別(普通・当座)
・口座番号
・氏名(フリガナ)

 

忘れてしまいがちなのが、預金種別と氏名の読み方です。読み方を間違えて振込をすると、エラーになってしまいますので、必ず読み方を教えてもらいましょう(ただし、ATMやインターネットバンキングで振込をする場合は、口座番号までを入力すると自動で振込先の名前が表示されるので、読み方が正しいかどうかの確認だけをすれば問題ありません)。

 

預金種別というのは、普通預金か当座預金かということです。一般の人の場合は、普通預金がほとんどで、当座預金は一部の会社などが利用する利子のつかない口座です。

間違った相手に振込んだ場合はどうなるの?

間違った相手に振込んだ場合はどうなるの?

万が一間違えた人に振込んでしてしまった場合は、「エラーになる」か、「そのまま振込まれてしまう」かのどちらかです。

 

インターネットバンキングやATMで振込を行った際にエラーが出るのは、口座番号が存在しないといったケースがほとんどのため、「そもそも間違えて振込む」こと自体がありません。そのため、間違えたと思ったときは、すでに振込が実行されてしまっているといえるでしょう。

 

一方、銀行窓口での振込の場合、間違えた内容を書いてしまうと、振込をすることができません。たとえば、口座番号は合っているが氏名が一致しない、という場合は、窓口で「おかしいですよ」と教えてもらえます。

 

実際に別の人にお金を振込んでしまったり、振込金額を間違えたりした場合は、「組み戻し依頼」を出します。しかし、組み戻しには手数料もかかりますし、相手の同意も必要になるなど、かなり面倒です。間違えて振込をしてしまわないように、最初から十分注意をしておくことが大切です。

  • 著者:平林恵子さん

    人事労務関係の仕事からライターへ転身。
    経験を活かしてコラム執筆を行っています。
    2017年、見識を深めるためにFPの資格を取得しました。
    税金や給与計算などに詳しくない方にもわかりやすい解説を心がけています。


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