新札(ピン札)を入手する9つの方法。新札NGな場面についても解説!

更新日:2019/05/24

社会生活を送る中で、知人や同僚、親せきなどにお祝いを贈る機会は増えていきます。家計管理において、冠婚葬祭費という出費項目はあるでしょうか?お祝い事などは続いてやってくることもあるので、やや多めに準備しておくことをおすすめします。

お祝いを現金で贈るときには、新札・ピン札が必要です。ここでは新札・ピン札どのように用意すればいいのか、紹介していきます。

新札(ピン札)を入手する9つの方法。新札NGな場面についても解説!

新札(ピン札)が必要な場面、NGな場面

新札(ピン札)が必要な場面、NGな場面

ご祝儀に使われる新札はピン札とも呼ばれますが、この二つの言葉に違いはあるのでしょうか。新札には、発行されてから未使用のままのお札という意味があるようです。未使用であることが強調されています。

 

一方のピン札は、使用された可能性はあるもののしわも折り目もない状態のお札を指しています。お財布の中に入っていたり、おつりやATMで受け取ったりすることもあるでしょう。

 

・お祝い事には新札(ピン札)の用意を

新札を用意すべきお祝い事には、さまざまな種類がありますが、事前にお祝いの予定がわかっている場合、ご祝儀の新札も早めに準備しておきましょう。主なものには、結婚式で渡すご祝儀や出産のお祝い、入学祝いといったものがあります。

 

ほかにも、お子さんの成長に関するもので言えば七五三やお年玉、成人や就職のお祝いも考えられるでしょう。住宅関連では、新築や引っ越しでお祝いを贈るケースもあります。重要な場面では、確実に新札を準備したいと考える方も多いはずです。



家計における冠婚葬祭費について、総務省統計局のデータがあります。1世帯あたりでみた冠婚葬祭費の年間支出金額は、平成13~17年の平均で3万円。これは婚礼関係費、葬儀関係費、ほかの冠婚葬祭費(七五三、成人式費用など)を含んだものです。

 

データを詳しくみると、29歳以下の世帯で、婚礼関係費の支出が多いこともわかります。友人・知人の結婚式に出席する機会が多くなることが影響しているのでしょう。

 

・不祝儀には新札(ピン札)を避けて

逆に、新札がNGな場面についても注意が必要です。お通夜やお葬式での香典で、不祝儀と呼ばれることもあります。こういった場面では、新札は使わないほうが良いでしょう。旧札、つまり使用済みで折り目やしわのある古いお札で贈るのが礼儀となっています。

 

新札では、不幸を待って用意してあったという意味になりかねない、というのが理由です。新札と旧札を使い分けるのが、お金を贈る際の心遣いと言えます。

前もって新札を準備する方法

前もって新札を準備する方法

ご祝儀用の新札は、どのように準備すれば良いでしょうか。渡すまでのスケジュールに余裕があれば、用意しやすくなります。急な場合に備えて、普段から新札をいくらかストックしておくのも手です。

 

(1)銀行で両替

基本的に新札への両替は、銀行で行うことになります。銀行の窓口を利用することで、新札をスムーズに手に入れることが可能です。ただし多くの場合、営業時間が平日の15時までとなっているので注意しましょう。

 

また、手数料がかかることもあります。その銀行に口座を持っているか、両替する枚数がどれくらいかといった条件で手数料は決まります。各銀行のサイトに記載がありますが、数百円程度が目安となっているようです。

 

(2)両替機を使う

両替機が設置してある店舗では、両替機の利用が便利です。キャッシュカードか両替専用のカードを使用します。両替機にお金を入れ、両替後のお金について新札であることや一万円札であることなどを指定すれば、目的の新札が手に入るでしょう。

 

このように銀行の窓口や両替機を使った方法がもっとも確実です。もし手元に新札が1枚もないということであれば、銀行に立ち寄ることで、急なお祝い事で困る事態を避けられます。

 

(3)郵便局で交換

郵便局では、サービスとして新札への交換に対応してもらえます。事前に電話で、新札への交換が対応可能か確認してみましょう。無料サービスなので、枚数は必要な分にとどめておくのがベターです。じつは銀行や信用金庫などは、両替商として両替の業務を行っています。手数料なども定めてあります。一方、郵便局では両替を業務として行っているわけではありません。業務外の対応ということを意識して、お願いするのが良さそうです。

緊急の場合にはこんな手段も

緊急の場合にはこんな手段も

新札が必要となったのが当日、しかも土日ということもあるでしょう。そんな場合でも、大人のマナーとして新札を入手したいと考えるかもしれません。ここからは、緊急的な入手方法を6つ紹介しておきます。

 

(4)ホテルのフロント

結婚式の会場となるホテルのフロントなどには、新札が用意されていることがあります。出かける前に確認してみると良いでしょう。やみくもに移動する必要もなく、一番効率的な方法と言えそうです。緊急時は、最初に試すのが良いかもしれません。

 

(5)勤務先

勤務先の経理や総務といった部門には、冠婚葬祭用の新札があるかもしれません。企業においても仕事関係でお祝いの席に参加するというケースがあります。仕事場から直行する場合などは、会社に新札が用意されてあると便利です。ルールとしてストックしてある可能性もあり、連絡してみる価値はあるでしょう。

 

(6)家族や友人知人

受け取りに行ける範囲であれば、家族や友人・知人などに手持ちの新札があるかあたってみるのも方法のひとつです。お金のやりとりになるため、頼める相手は限られるかもしれません。また、お祝いをする相手に近い方に頼んでしまうと、やや礼儀を欠くことになる可能性もあります。注意しましょう。

 

(7)アイロンでピン札に

しわのあるお札をピン札にする方法として、アイロンを使う方法があります。新札とまではいきませんが、古いお札をピン札に近い状態にできる裏技です。霧吹きなどでお札を湿らせ、布の上から低温のアイロンを当ててしわを伸ばすだけ。ホログラムの部分を含め、お札が変質しないように気をつけてください。

 

(8)コンビニのATM

コンビニには24時間使えるATMがあります。新札が補充されていれば、入金と出金を繰り返しているうちに新札が手に入ることもあります。ただし、手数料がかかる場合があること、お店やほかの利用客に迷惑をかけないよう利用することなどに注意が必要です。

 

ちなみにコンビニのATMには、新札が入っている可能性が高いと言われています。コンビニに設置されたATMは銀行のものよりもサイズが小さいため、補充する紙幣はしわがあるものよりも、コンパクトに詰め込める新札が多いのではないかという推測です。

 

(9)スーパーやデパートなどでご祝儀袋を購入する際に

デパートなどに立ち寄れば文房具のコーナーがあり、お祝いを渡すための袋が売られています。お祝い袋を買うことで、新札が必要である証拠として、店員の方に認識してもらえるかもしれません。とはいえレジに新札があるかどうか探すのは、手間がかかることです。丁寧に交換をお願いするのが良いでしょう。

 

小さな子どもへのお年玉といった場合には、一万円札でなく千円札や五千円札の新札が必要なこともあります。その場合は一万円札を出し、おつりの中に新札を入れてもらえるようにお願いできるでしょう。

 

 

現在、ICカードやQRコードを利用した社会のキャッシュレス化が急速に進んでいます。普段なら、お札などの現金はあまり必要ないと感じることもあるでしょう。しかし、お祝いのシーンではまだまだ現金のやりとりが主流です。きれいな未使用のお札を用意したり、逆にそれを避けたりといった使い分けで、心遣いが表現できるのが現金の良いところとも言えます。

 

出産祝いや入学祝いなどを受け取ったら、楽天銀行の子ども名義銀行口座へ預けることをおすすめします。子どもが大きくなるまでに必要なお金はいくらなのか、毎月いくら貯金すれば良いかについても解説しています。

参考サイト

・総務省統計局|冠婚葬祭に関する支出 2019.11.13
https://www.stat.go.jp/data/kakei/tsushin/pdf/19_1.pdf

  • 著者:黒川ヤスヒトさん

    証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。
    現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。
    関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。


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