新札(ピン札)を入手する8つの方法。新札がNGな場面とは?

更新日:2019/05/24

社会生活を送ると、さまざまな人付き合いが生まれます。知人や同僚、親せきなどにお祝いを贈る機会も増えるのではないでしょうか。家計管理において、冠婚葬祭費という出費項目はありますか?お祝い事などは続いてやってくることもあるので、やや多めに準備しておくことをおすすめします。

お祝いを現金で贈るときには、新札・ピン札が必要です。ここではそれをどのように用意すればいいのか、紹介していきます。

新札(ピン札)を入手する8つの方法。新札がNGな場面とは?

もくじ

・新札(ピン札)が必要な場面、NGな場面

・前もって新札を準備する方法

・緊急の場合にはこんな手段も

新札(ピン札)が必要な場面、NGな場面

新札(ピン札)が必要な場面、NGな場面

ご祝儀に使われる新札はピン札とも呼ばれますが、この二つの言葉に違いはあるのでしょうか。新札には、発行されてから未使用のままのお札という意味があるようです。未使用であることが強調されています。

 

一方のピン札は、使用された可能性はあるけれど、しわも折り目もない状態のお札を指しています。お財布の中に入っていたり、お釣りやATMで受け取ったりすることもあるでしょう。

 

・お祝い事には新札(ピン札)の用意を

新札を用意すべきお祝い事には、さまざまな種類がありますが、事前に予定がわかるお祝い事には、ご祝儀の新札も早めに準備しておきましょう。主なものには、結婚式で渡すご祝儀や出産のお祝い、入学祝いといったものがあります。ほかにも、お子さんの成長に関するものでいえば、七五三やお年玉、成人や就職のお祝いも考えられるでしょう。住宅関連では、新築や引っ越しでお祝いを贈るケースもあります。重要な場面では、確実に新札を準備したいと考える方も多いでしょう。

 

家計における冠婚葬祭費については、総務省統計局のデータがあります。1世帯当たりでみた冠婚葬祭費の年間支出金額は、平成13~17年の平均で3万円となっています。これは、婚礼関係費、葬儀関係費、ほかの冠婚葬祭費(七五三、成人式費用など)を含んだものです。データを詳しくみると、29歳以下の世帯で、婚礼関係費の支出が多いことも分かります。友人・知人の結婚式に出席する機会が多くなることが影響しているのでしょう。

 

・不祝儀には新札(ピン札)を避けて

逆に、新札がNGな場面もあるので注意が必要です。それは、お通夜やお葬式での香典です。不祝儀と呼ばれることもあります。こういった場面では、新札は使わないほうがよいでしょう。旧札、つまり使用済みで折り目やしわのある古いお札で贈るのが礼儀となっています。新札では、不幸を待って用意してあったという意味になりかねない、というのが理由です。新札と旧札を使い分けるのが、お金を贈る際の心遣いです。

 

 

(参考:総務省統計局「冠婚葬祭に関する支出」

前もって新札を準備する方法

前もって新札を準備する方法

ご祝儀用の新札は、どのように準備すればよいでしょうか。渡すまでのスケジュールに余裕があれば、用意しやすいでしょう。急な場合に備えて、普段から新札をいくらかストックしておくことも考えられます。

 

基本的に新札への両替は、銀行で行うことになります。銀行の窓口や両替機を利用することで、新札を手に入れることが可能です。ただし、営業時間が平日の15時までなどとなっているので、注意が必要です。また、手数料がかかることもあります。その銀行に口座を持っているか、両替する枚数がどれくらいかといった条件で決まります。数百円程度が目安です。

 

両替機が設置してある店舗では、両替機の利用が便利です。キャッシュカードか両替専用のカードを使用します。両替機にお金を入れ、両替後のお金について新札であることや1万円札であることなどを指定すれば、目的の新札が手に入るはず。

 

郵便局では、サービスとして新札への交換に対応してもらえます。事前に電話で、新札への交換が対応可能か確認できます。ただ無料サービスなので、枚数は必要な分にとどめたほうがよいでしょう。

緊急の場合にはこんな手段も

緊急の場合にはこんな手段も

土日など銀行が使えない状況で、当日すぐに新札が必要となるケースがあるかもしれません。そんなときでも新札を手に入れる方法があります。たとえば、結婚式の会場となるホテルのフロントなどには、新札が用意されていることがあります。出かける前に確認してみるとよいでしょう。また、勤務先の経理や総務といった部門にも、冠婚葬祭用の新札があるかもしれません。受け取りに行ける範囲であれば、家族や友人・知人などに手持ちの新札があるかあたってみるのも方法の一つです。

 

ほかには、アイロンを使う方法もあります。古いお札を、新札とはいきませんがピン札に近い状態にできます。霧吹きなどでお札を湿らせ、布の上から低温のアイロンを当ててしわを伸ばすだけです。ホログラムの部分を含め、お札が変質しないように気を付けてください。

 

また、コンビニには24時間使えるATMがあります。新札が補充されていれば、入金と出金を繰り返しているうちに新札が手に入ることもあります。ただし、手数料がかかる場合があること、お店やほかの利用客に迷惑をかけないよう利用することなど、注意が必要です。

 

現在、ICカードやQRコードを利用した社会のキャッシュレス化が急速に進んでいます。普段はお札などの現金はあまり必要ないと感じることもあるでしょう。しかし、お祝い事などではまだまだ現金のやり取りが主流です。きれいな未使用のお札を用意したり、逆にそれを避けたりといった使い分けで、心遣いが表現できるのが現金のよいところです。

  • 著者:黒川ヤスヒトさん

    証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。
    現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。
    関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。


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