楽天のマネーブリッジとは?メリットだらけの特典から設定方法まで

更新日:2019/06/11

人生100年時代、投資信託や株式などを活用した長期的な資産形成が必要になります。そのためには、普段の生活資金を管理する銀行口座のほかに、証券会社の口座が必要です。しかし複数の口座を扱うとなると、少々手間と時間がかかるかもしれません。投資信託を買い付ける資金の入金や、株式を売却した資金を銀行口座に戻すといった操作が必要になります。そこで活用したいのが楽天のマネーブリッジです。ここではマネーブリッジの機能やメリット、設定方法についてみていきます。

楽天のマネーブリッジとは?メリットだらけの特典から設定方法まで

楽天のマネーブリッジとは?

楽天のマネーブリッジとは?

楽天のマネーブリッジとはどのようなものでしょうか。楽天銀行と楽天証券の両方に口座を持っている場合、二つの口座の間で資金の移動をしたいケースが出てくると思います。たとえば、株を売却したときのお金が証券会社の口座にあって、そのお金で銀行口座から買い物の支払いをしたいというケースです。

 

証券会社の口座からお金を引き出し、銀行の口座に入金しなければならないというイメージが思い浮かぶでしょう。楽天証券の口座と楽天銀行の口座を連携させ、そういった手間を解消するのがマネーブリッジなのです。

 

楽天のマネーブリッジには、6つの機能とサービスが含まれます。入出金関連で利用できるのが、自動入手金(スイープ)・らくらく入出金・残高表示サービス・投資あんしんサービスです。お得な特典として、優遇金利・ハッピープログラムが適用されるようになります。

マネーブリッジでできることは6つ。メリットとともに詳しく解説

マネーブリッジでできることは6つ。メリットとともに詳しく解説

最初に気になるのは、優遇金利でしょう。楽天銀行の普通預金の金利は通常年0.02%(税引前)。これが、マネーブリッジを申し込むことで年0.10%(税引前)の優遇金利になります。税引き後で比較すると、通常年0.015%のところが年0.079%に上がるということです。金利に課せられる税金は、所得税・復興特別所得税15.315%と地方税5%。両者合計した約20%が源泉徴収されます。

 

具体的な数字で比較してみましょう。300万円を普通預金に1年間預けたとします。優遇金利の0.079%をかけると2,370円の金利がつくことになります。通常の0.015%だと450円。入出金記録に表示される利息の数字が、大きく違ってくることになります。金額の違いがそのままメリットと言えるでしょう。こちらの数字は、2017年2月18日以降現在までの優遇金利で、経済状況により変更される場合もあります。

 

便利な入出金機能として2017年2月に導入されたのが、自動入手金(スイープ)です。楽天証券で株や投資信託の買い注文を出すときに、証券口座の資金が不足しているとしましょう。そのような場合でも、マネーブリッジに申し込み、スイープを設定しておくと、楽天銀行の口座から証券口座に不足分が自動的に送金されます。証券口座と銀行口座の残高を確認し、銀行口座から証券口座へ振り込むといった手間がなくなるのです。

 

また、証券口座の余った資金は、夜間に自動で銀行口座へ出金されます。銀行口座では優遇金利が適用されるので、効率的な資金管理が手間をかけずに実現できるということになります。銀行口座でクレジットカードの引き落としをしたり、証券口座で積立をしていたりする場合でも、一定の金額を両方の口座に残しておく設定が可能なので心配ありません。

 

らくらく入出金機能を使うと、手数料無料・原則24時間・リアルタイムでの入出金が可能です。残高表示サービスでは、楽天証券のウェブサイト・モバイルサイト上で、楽天銀行口座の普通預金残高が確認できます。銀行と証券、二つの口座をシームレスに管理できる機能と言えるでしょう。銀行口座のほかに証券口座も持つと面倒が増えるように思えるかもしれませんが、マネーブリッジを設定すればウェブサイトで一体的に管理できます。

 

マネーブリッジに申し込んでからハッピープログラムにエントリーすると、楽天銀行のATM手数料無料・他行振込手数料無料の回数と楽天スーパーポイントの倍率が、楽天証券での取引状況をもとにしたステージに応じて決まります。

 

ステージを決めるのは、資産残高と取引件数。たとえば国内株式の売買では手数料4,000円ごとに1件、個人向け国債では買付金額100万円ごとに1件とカウントします。取引が30件以上あった翌月は、スーパーVIPというステージでATMを7回まで手数料無料で利用できます。楽天証券を使えば使うほど、楽天銀行の手数料が節約でき、同時にスーパーポイントも有利な倍率で獲得できるので、家計の改善につながりそうです。

 

投資あんしんサービスは、信用取引口座でのサービスです。信用取引というのは、資金や株式を借りて売買することで、担保として保証金を預けると、その3倍ほどの取引が可能になります。価格が変動して保証金が不足すると、強制的に決済される場合があるのですが、投資あんしんサービスを使えば、銀行口座から保証金の不足分が自動的に送金されます。余裕資金で信用取引にチャレンジしてみたいという方は、チェックしておくとよいでしょう。

マネーブリッジの設定方法

マネーブリッジの設定方法

マネーブリッジを設定するには、楽天銀行と楽天証券の両方に口座を開設する必要があります。口座開設料・口座管理料はかかりません。楽天銀行の口座にログインして、商品・サービス一覧→マネーブリッジと進んで設定します。マネーブリッジの申し込みも無料です。楽天証券口座開設と同時の申し込みも可能です。ハッピープログラムへのエントリーがまだの方は、そちらも設定しておくとよいでしょう。また自動入手金(スイープ)を利用する場合は、引き落とし用に口座に残しておきたい金額を設定することも、忘れずにしておいた方がよいでしょう。

 

長期的な資産形成に活用したい証券口座。銀行口座と別々に管理していては、時間と手間がかかります。楽天銀行と楽天証券の口座を一体的に管理できるマネーブリッジを使って、さまざまなメリットを受け取りながら、時間と手間を節約した快適なマネーライフを送りましょう。

 

詳細は楽天証券のマネーブリッジ公式ページから確認できます。本記事で紹介した自動入出金(スイープ)や投資あんしんサービスなどについて、よりわかりやすく紹介しているので是非チェックしてみてください。

  • 著者:黒川ヤスヒトさん

    証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。
    現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。
    関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。


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