ねんきんネットを使いこなそう!登録方法から基本的な使い方まで

更新日:2019/06/27

日本年金機構が運営している「ねんきんネット」。これまでに払い込んだ年金記録や、将来もらえる年金の見込み額がWebでいつでも確認できます。この記事ではねんきんネットの登録方法から、基本的な使い方をご紹介。まだ登録していない人はぜひ参考にしてみてくださいね。

ねんきんネットを使いこなそう!登録方法から基本的な使い方まで

もくじ

・ねんきんネットとは何か

・ねんきんネットの登録方法

・ねんきんネットでできること

・まずは利用登録を

ねんきんネットとは何か

ねんきんネットとは何か

毎年、誕生月になるとねんきん定期便が届きます。これは今までの保険料納付額、年金加入期間、加入実績に応じた年金見込み額が掲載されているもの。通常はハガキに過去1年分の情報が載っていますが、35歳、45歳、59歳の年には封書で全期間分の記録が掲載されます。

 

ただしねんきん定期便は年に1回しか届かないうえ、実際のデータと送られてくるデータとのタイムラグが生じる難点がありました。これをいつでもどこでも確認できるサービスがねんきんネットです。紙のねんきん定期便よりもデータの反映が早いため、最新の情報を確認できます。

ねんきんネットの登録方法

ねんきんネットの登録方法

ねんきんネットを使うためには会員登録が必要です。アクセスキーがある人とない人では登録方法が違います。

 

・アクセスキーあり

アクセスキーは先述した「ねんきん定期便」に記載されています。「20歳に到達した方等へのねんきんネットアクセスキー通知書」でも確認可能。年金事務所で発行してもらうこともできます。

 

ねんきんネットの「ご利用登録」からアクセスキーと年金基礎番号、氏名、生年月日、性別、メールアドレス、電話番号、パスワードと秘密の質問の答えを記入。送られてきたメールからアクセスして、パスワードを入力すれば登録が完了します。

 

・アクセスキーなし

こちらもアクセスキーありの場合と同様、年金基礎番号、氏名、生年月日、性別、メールアドレス、電話番号、パスワードと秘密の質問と答えを入力。ただしこの場合はすぐに使い始めることができず、ユーザIDが郵送されるのを待つ必要があります。だいたい申請から5営業日で届くでしょう。

ねんきんネットでできること

ねんきんネットでできること

・自分の年金記録の確認

ねんきんネットではこれまでの年金記録を確認できます。たとえば第1号被保険者、第2号被保険者、第3号被保険者、公務員共済などの種別や、月ごとの保険料納付状況、付加保険料の有無などが確認可能。払っていない月や、免除されている月がわかります。

 

・年金見込み額の試算

これまでの保険料をもとに、将来もらえる年金の見込み額が試算できます。実際の年金額は賃金・物価の水準に応じて変更される可能性があるため、あくまで見込み額です。老齢年金を受給するためには120ヶ月以上の年金加入期間が必要ですが、それに満たない場合も試算が行われます。

 

・持ち主不明記録検索

持ち主が不明の年金記録から、自分のものがないか検索できます。具体的には基礎年金番号に統合されていない国民年金、厚生年金、船員保険の記録や、平成8年以前に退職した公社共済組合(JR、JT、NTT)、公務員共済などが挙げられるでしょう。心当たりのある人は一度検索してみてください。

 

・ねんきん定期便、通知書の確認

ねんきんネットでは電子版のねんきん定期便をいつでも確認できます。pdfでダウンロードできるため、データで保存することもできますし、プリントアウトも可能です。ねんきん定期便の郵送をストップすることもできるので、毎年届いて煩わしいと感じている人は郵送を「希望しない」に切り替えておくと良いでしょう。ほかには年金支払に関する通知書も照会できます。

 

・届書の作成

ねんきんネットは現在のところ電子申請に対応していません。ねんきんネットでできるのは届書の作成までです。これをプリントアウトして郵送するか、年金事務所の窓口に提出する必要があります。ねんきんネットで作成できる書類は以下のとおりです。

 

・国民年金保険料学生納付特例申請書
・国民年金保険料免除・納付猶予申請書
・国民年金保険料追納申込書
・国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書兼国民年金保険料口座振替依頼書
・国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書

 

なお、住所変更は年金事務所に届け出るものではありません。第1号被保険者は市区町村役場の国民年金担当課に届けます。第2号被保険者は自身の、第3号被保険者は配偶者の勤務先へ届け出が必要です。

 

・通知書再交付申請

通知書を紛失してしまった場合に再交付が申請できます。対象となる通知書は以下のとおりです。

 

・社会保険料(国民年金保険料)控除証明書
・公的年金等の源泉徴収票
・年金額改定通知書
・年金振込通知書
・支給額変更通知書

 

このうち、まだ年金を受給していない人にも関係あるのが「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」。年末調整や確定申告の際に添付が求められます。これがないと社会保険料控除が受けられず、税金が高くなってしまうので、紛失に気付いたら早めに申請しておくのが賢明です。

まずは利用登録を

ねんきんネットの登録方法や、ねんきんネットでできることをご紹介しました。アクセスキーがないと利用開始までに時間がかかるので、アクセスキーが載っているねんきん定期便が届いたらすぐに登録するのがおすすめ。すぐに使う予定がなくても、いずれチェックしたくなるときが来るかもしれません。就職や転職、結婚で年金の種別が変わったときには、間違いがないか確認しておくと良いでしょう。

  • 著者:宮島ムーさん

    関西に住む子育て中の主婦です。 お金や不動産に興味があり、日商簿記1級・FP2級・宅建などの資格を独学で取得しました。 記事ではなるべく専門用語を使わず、わかりやすく説明するよう心がけています。
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