ズバリ!ネット証券はどこがいい?手数料や特徴を徹底比較
更新日:2019/07/12株式の売買は昔からある投資手法ですが、最近では、証券窓口に行くのではなくネット上で売買を行うトレードスタイルが主流になってきています。オンライン上でのトレードであれば、自宅からいつでも好きなときに行うことができますし、手間もなく、簡単ですよね。
株式の販売を行っている証券会社自体も、実店舗を構える証券会社だけでなく、インターネット上で取引を行うネット証券会社が多数出てきています。ネット証券会社各社の特徴や魅力についてまとめました。

もくじ
・ネット証券の特徴・魅力
・ネット証券の比較
・証券会社の選び方
ネット証券の特徴・魅力

ネット証券と、対面で証券を購入する証券会社の一番大きな違いは、「担当者の助言を聞きながら、売買するのか」それとも「好きな場所から自分の判断で売買をするのか」ということです。ネット証券会社では、パソコンやスマートフォンから、取引時間内であればいつでも自由に売買ができます。場所の制限を受けないため、隙間時間で簡単に株取引ができるのは大きなメリットでしょう。
さらに、ネット証券には手数料が安いという魅力もあります。これは、人件費や店舗維持費がかからない分、株式売買にかかる手数料を下げることができるためです。
特に、初心者のトレーダーにとって売買手数料は大きな壁となります。株を始めたばかりの人は、少ない金額で分散投資からスタートした方がリスクを抑えられる可能性があります。しかし、少額での取引ではわずかな手数料も利益率に大きな影響を及ぼすことも。取引手数料の安いネット証券会社であれば、こうした問題点を軽減させることができます。
ただし、ネット証券の場合、プロと相談をしながら銘柄を決めることができません。自分自身の判断やネット上の情報、ニュースなどを頼りに、どの銘柄を買うべきか十分に情報の精査を行う必要があるでしょう。
ネット証券の比較

主なネット証券会社について、それぞれ特徴と手数料を比較してみましょう。
・楽天証券
手数料:5万円までなら、1約定につき50円と手数料は最安レベルです。さらに、1日定額コースの場合、約定代金10万円までは手数料が0円で利用できます。
特徴:手数料で楽天スーパーポイントを貯められる楽天証券は、楽天グループのサービスをすでに利用している人や、楽天カードを持っている人におすすめの証券会社です。楽天銀行と楽天証券間での振込手数料無料、楽天銀行の優遇金利適用といったメリットが多数あるため、楽天グループヘビーユーザーは証券会社も楽天を利用すると便利かもしれません。
・SBI証券
手数料:スタンダードプランは、1注文につき、約定代金に応じて54円~1,050円の手数料がかかりますが、1日の取引額合計10万円まで(現物取引と信用取引それぞれ10万円利用可能)0円の「アクティプラン」も用意されています。アクティプランは、1日の約定料金が高額になるとスタンダードプランよりも多額の手数料がかかってしまいますが、1日に10万円以下の取引しかしない初心者の方には最適なプランです。
特徴:国内最大手のネット証券会社です。商品の種類が非常に豊富で、初心者からデイトレーダーまで、幅広いニーズに応えられる証券会社だといえるでしょう。手数料も業界最低水準で、利用者の満足度も高く優秀です。
・GMOクリック証券
手数料:1約定ごとプランの場合、10万円までが95円、1日定額制の場合は30万円までが300円です。
特徴:WEB上の問い合わせ窓口対応や使いやすいツールなどが好評価です。使いやすくサポートも手厚い証券会社で取引を始めてみたいけれど、手数料は節約したい方におすすめです。
・松井証券
手数料:1日定額コースのみの料金プランで非常にシンプルです。10万円までは手数料0円、20万円までなら324円、50万円までなら540円で、10万円以下の取引であれば無料でトレードが可能です。
特徴:長い歴史ある証券会社ですが、いち早くネット証券業界にも参入してきた実績があります。老舗証券会社の安心感と、ネット証券のメリットの両方を得たい人におすすめです。フリーダイヤルによるサポートも手厚く、操作性もシンプルでわかりやすいため、初心者でも利用しやすい証券会社だといえるでしょう。
証券会社の選び方

取引口座をどこに開設するかは、その後の取引のしやすさや利益率にも影響してきます。自分に合った証券会社を慎重に選びましょう。
最初に意識すべきなのは、やはり「手数料」です。売買にかかる手数料をできるだけ抑えて、利益が目減りすることがないようにしましょう。一定額までの取引であれば手数料がかからない証券会社は何社もありますから、その中から選ぶのも無難です。
次に、候補になった証券会社のホームページをチェックしてみてください。ホームページのデザインや取引案内などを見て、「見やすさ」「直感的な操作ができそうか」「安心感があるか」といったポイントを確認します。
取引の仕方がわからないと、トレードする前につまずくことになってしまいます。自分にとって馴染みやすく、心地よいトレードができそうだと感じられる証券会社を探しましょう。
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著者:平林恵子さん
人事労務関係の仕事からライターへ転身。
経験を活かしてコラム執筆を行っています。
2017年、見識を深めるためにFPの資格を取得しました。
税金や給与計算などに詳しくない方にもわかりやすい解説を心がけています。
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