切手の種類、どのくらい知ってる?旧価格の切手も使えるの?

更新日:2019/07/25

郵便物をポストから投函するとき、必ず必要となるのが切手です。ただし切手と言っても、金額を含めて様々な種類があるのをご存知でしょうか。こちらでは切手にまつわる豆知識に加え、家に眠っている旧デザイン・旧価格の古い切手が使えるのかどうかも紹介していきます。

切手の種類、どのくらい知ってる?旧価格の切手も使えるの?

普通切手の種類

普通切手の種類

そもそも、いま現在販売されている切手の種類は何種類あるのでしょうか。日本郵便の公式サイトによると、「普通切手」は2019年7月現在、19種が販売されています。カッコ内は切手に描かれた図柄です。

 

・1円(郵便制度をつくった前島密の肖像)
・2円(エゾユキウサギ)
・3円(シマリス)
・5円(ニホンザル)
・10円(トキ)
・20円(ニホンジカ)
・30円(キタキツネ)
・50円(ニホンカモシカ)
・62円(ソメイヨシノ)※はがきサイズの郵便物に使用
・82円(ウメ)※25g以内の定形郵便物に使用
・92円(スミレ)
・100円(サクラソウ)
・120円(フジ)
・140円(ヤマブキ)
・205円(屋久島国立公園(縄文杉))
・280円(吉野熊野国立公園(那智の滝))
・310円(利尻礼文サロベツ国立公園(利尻島))
・500円(十和田八幡平国立公園(奥入瀬渓流))
・1,000円(富士図)

 

これ以外にも、お祝いやお悔やみに用いられる慶弔用切手というものもあります。慶事用切手は3種類、弔事用切手は1種類です。

 

・慶事用62円(扇面に梅文様)
・慶事用82円(扇面に竹文様)
・慶事用92円(扇面に松文様)
・弔事用62円(花文様)

 

それぞれデザインはシンプルで落ち着いた雰囲気に統一されています。いつでも購入できる身近な切手だけでも、23種類の金額、デザインがあるということですね。

 

なお、2019年10月に予定されている消費税の増税にあわせて郵便料金の値上げも予定されています。これに伴って発売される切手の料金も変更となるため、増税後は運賃の不足がないよう注意しましょう。変更される切手は以下のとおりです。カッコ内は切手の図柄ですが、「※」のついているものは絵柄が変更になっています。

 

・63円(ソメイヨシノ)
・84円(ウメ)
・94円(スミレ)
・210円(※西表石垣国立公園 (海中のサンゴ))
・290円(※日光国立公園 (中禅寺湖と男体山))
・320円(※瀬戸内海国立公園 (瀬戸内の島々))

 

また慶弔用切手も以下のとおり価格が変更されます。

 

・慶事用63円(※扇面に梅文様と鶴)
・慶事用84円(※扇面に竹文様と鶴)
・慶事用94円(※扇面に松文様と鶴)
・弔事用63円(花文様)

 

これら新価格の切手は8月20日より発売予定です。

特殊切手の種類

特殊切手の種類

普通切手以外に「特殊切手」と呼ばれる切手も販売されています。特殊切手は人気のキャラクターや美しい自然・風景といったさまざまな題材を描いたものや、地域の特色に富んだオリジナルフレーム切手など、バラエティ豊かなラインナップが特徴です。

 

過去に販売された特殊切手には下記のようなデザインがあり、いずれも数量・期間限定で販売されました。

 

・アニメキャラクター
・名所、旧跡
・ワールド
・花、果物
・国内の世界遺産
・地方自治シリーズ
・仏像、古美術
・イベントもの

 

普通切手は1枚から購入できますが、特殊切手は性質上5枚~7枚綴りのセット販売です。切手の額面は62円か82円のみとなっています。実用的ではありますが、コレクション色が強いものが多いと言えるでしょう。

※こちらも増税にあわせて63円と84円へ価格が改訂となります。

 

ちなみに特殊切手は年度ごとに多くの種類が販売されています。2018年度は東京オリンピック記念切手をはじめとした51種類もの切手シートが発売されました。

旧デザイン、旧価格の切手も使えるの?

旧デザイン、旧価格の切手も使えるの?

郵便料金の改定やデザインの変更によって、古くなってしまった切手が家の引き出しや机の中から出てきた、ということもあるかもしれません。旧デザインや旧価格の切手だと使えないと思い込んでいる方もいますが、実は通常の切手と同様に使用することができます。

 

基本的に、切手に有効期限といったルールはありません。そのため、何十年も前に発行された切手であっても、問題なく使えるのです。ただし、古切手1枚では現行の運賃を満たさない場合があるため注意しなければなりません。不足する場合は現在販売されている切手と組み合わせて料金を調整し、投函しましょう。

余った切手はどうすればいい?

余った切手はどうすればいい?

大量に買ったはいいものの、余ってしまって使わなくなった切手を持っている方も多いのではないでしょうか。郵便局でも現金での払い戻しには対応しておらず、自宅や会社で保管しておくケースがほとんどかもしれません。

 

しかし余った切手は、官製はがきや年賀はがきの「書き損じ」と同様に、手数料はかかるものの別商品に交換することが可能です。交換できる商品は下記のようなものがあります。通常切手も特殊切手も共通です。

 

・通常切手
・郵便はがき(くじ引番号が付いていないもの)
・郵便書簡
・レターパック封筒やスマートレター封筒といった特定封筒

 

ただし、交換の際には手数料がかかることも覚えておきましょう。

 

 ・10円以上の切手の場合:1枚につき 5円
 ・10円未満の切手の場合:合計額の半額

 

切手や官製はがき、オークション商品などの発送にも使えるレターパックに交換できるのは、使い方次第では便利なポイントです。もし大量に切手が余っていてコレクターでもない、という方は交換する選択肢を考えてもいいかもしれません。

 

郵便などで何かと使う切手ですが、実用的な用途だけでなく、コレクションとしても広く親しまれています。とはいえ手軽に手に入る普通切手の場合、そう数多く保管しておいても持て余してしまうでしょう。切手を買いすぎてしまったら、別の商品にも交換することも可能です。自宅に眠っている切手を見つけたときも、交換をうまく活用してみてはいかがでしょうか。

  • 著者:げんげんさん

    自動車ディーラーでの営業職を経て、現職であるFP関連出版社に転職。
    実際にお客様と対面するFPとの交流等で刺激を受け、自身もFP資格を取得し「生活に役立つFP知識」をわかりやすく紹介するために日々奔走中。


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