お得に旅を楽しめる!金券ショップでも買える青春18きっぷを解説

更新日:2019/07/22

旅行をライフイベントの一つとして予定し、費用などの計画を立てている人も多いでしょう。観光庁が発表した2018年の旅行・観光消費動向調査によれば、日本人国内旅行の1人1回あたりの旅行単価は3万6,462円/人となっています。宿泊でも日帰りでも、気になるのが移動にかかる費用。日本国内旅行で鉄道を利用する場合、青春18きっぷが費用節約の手段となります。ここでは青春18きっぷの使い方や、さらにお得な入手方法などについてご紹介します。

お得に旅を楽しめる!金券ショップでも買える青春18きっぷを解説

青春18きっぷって?

青春18きっぷって?

青春18きっぷは、全国のJR線の普通列車・快速列車が乗り放題になるチケットです。全国の主なJRの駅窓口や、指定席券売機、旅行会社などで買うことができます。後半で解説しますが、金券ショップやフリマアプリでの入手も可能です。

 

1日乗り放題を5回利用することができて料金は1万1,850円。1回あたり2,370円なので、旅行など長距離の移動をするときには、すぐに元がとれそうです。発売枚数については、2015年度JR全体で71万枚というデータがあります。

 

・年齢を問わず同じ運賃

名称は「青春18きっぷ」ですが、年齢にかかわらず誰でも使うことができます。小児運賃の設定も無く、大人でも子どもでも同じ料金です。発売期間と利用期間が決まっているので、注意が必要です。春季用・夏季用・冬季用があり、たとえば2019年の夏季用では、発売期間が20019年7月1日(月)~2019年8月31日(土)、利用期間が2019年7月20日(土)~2019年9月10日(火)と決められています。これは、学生の長期休暇の時期に合わせたものです。

 

・バスや船の利用も

青春18きっぷでは、バスや船に乗れるケースもあります。東日本大震災の被災地となった気仙沼線・大船渡線では、BRT(バス高速輸送システム)が運行されていて、青春18きっぷで乗車可能です。また、JR西日本宮島フェリーにも自由に乗り降りできます。広島県厳島神社の大鳥居を海上から見ることができます。JR山陽本線の宮島口駅から桟橋までは、徒歩5分とアクセスも便利です。

青春18きっぷの使い方

青春18きっぷの使い方

青春18きっぷは1日乗り放題を5回分、利用可能です。1枚のきっぷを1人で5回使う場合、利用期間内であれば5回とも別の日に使うことができます。1人1回あたりの有効期間は、乗車日当日に限られます。1枚のチケットを数人で使うことも可能です。たとえば5人で1回など、グループ単位で使うこともできます。この場合は同一行程、つまり全員乗る駅と降りる駅が同じであることが条件です。

 

・使用するときの注意

実際に駅で青春18きっぷを使うときは、自動改札機が利用できません。有人通路を利用することになります。1枚のきっぷには、日付のスタンプを入れるためのスペースが5か所あります。駅の改札口で日付を入れてもらえば、使用開始です。無人駅の場合には、乗車してから乗務員の方にスタンプを押してもらうことになります。

 

少し細かいルールについても確認しておきましょう。遅い時間では、乗車日が翌日にまたがることが考えられます。この場合、乗車した列車が0時を過ぎてから最初に停車する駅まで有効です。東京・大阪の電車特定区間内であれば、終電車まで使えます。また、青函トンネルの区間となる奥津軽いまべつ~木古内間では、2,300円の青春18きっぷ北海道新幹線オプション券を買うことで、北海道新幹線に乗車できるというルールもあります。

 

・活用方法

青春18きっぷの特典として利用できるのが、JRホテルグループ加盟各ホテルでの宿泊料金割引です。JRホテルグループ東京予約センターで申し込んだのち、チェックイン時にきっぷを提示することで利用可能です。宿泊費の節約に一役買ってくれるかもしれません。

 

旅行であれば、新幹線や飛行機などと組み合わせて使うのも良いかもしれません。飛行機の場合、最近では料金が低く抑えられたLCC・格安航空会社も活用できます。新千歳・成田・関西空港などでは、空港とJRが直結しているので、空港に行くまでの移動や、飛行機を降りてからの移動に青春18きっぷを使うという方法もおすすめです。LCCと青春18きっぷを組み合わせれば、移動費用の大幅な節約になるでしょう。

金券ショップで買う方法

金券ショップで買う方法

さまざまなチケット類を扱っている金券ショップでは、青春18きっぷを買うことができます。まるまる5回分使えるものを安く買うこともできますが、必要な回数だけ残ったきっぷも購入可能です。使う分だけ安く買えれば、残った分について気にする必要も無くなります。

 

また、青春18きっぷを自分で使い切らなかった場合は、金券ショップで売るのが良いでしょう。利用可能な期間であれば、買い取ってもらうことができます。残り回数が少ないと、使い勝手が良いということで買い取り金額が高めになる傾向も。ですから金券ショップで5回分そろったものを安く買い、自分が使った後で残りの回数を売ると、さらにお得になる可能性があります。

 

最近では、フリマアプリでも青春18きっぷが流通しているようです。価格の安さや使い勝手によって、金券ショップやフリマアプリを使い分けられます。

 

このように青春18きっぷ、さらには金券ショップを活用することで、旅行費用を節約できることがわかりました。利用できる時期などに制限はありますが、工夫しながら計画を立てるのも旅行の楽しみと言えるでしょう。また節約できた分の費用で、宿泊や食事、お土産などにお金をかけることも考えられます。国内旅行で鉄道を多く利用するなら、青春18きっぷの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

参考サイト

・観光庁|旅行・観光消費動向調査 2018年年間値(確報) 2019.7.19
https://www.mlit.go.jp/common/001287451.pdf

  • 著者:黒川ヤスヒトさん

    証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。
    現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。
    関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。


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