シルバーウィークとは。今後はいつ来る?2019年は存在するのか

更新日:2019/08/21

カレンダーを眺めると、何週間か先に連休を発見することがあります。土日と祝日がつながると、3日間の連休です。それだけあれば、趣味や旅行、リフレッシュなど予定を立てる方も多いでしょう。大型連休として有名なのは、4月から5月にかけて訪れるゴールデンウィークですが、そのほかにもう一つ、シルバーウィークという連休があるのをご存じでしょうか。今回は、9月の連休、シルバーウィークについて見ていきたいと思います。

シルバーウィークとは。今後はいつ来る?2019年は存在するのか

シルバーウィークとはどんな週間?

シルバーウィークとはどんな週間?

シルバーウィークは9月の大型連休です。ゴールデンウィークと比べて、言葉の認知度は低いようです。2016年にクロス・マーケティングが実施した調査では、「具体的な日程を知っている」と答えた人は全体の13.3%という数字でした。

 

9月の連休は条件がそろうと、5連休になることがあります。直近でシルバーウィークが5連休になったのは、2015年でした。9月19日が土曜日、20日が日曜日、21日が敬老の日、22日が国民の休日、23日が秋分の日で5連休です。

 

シルバーウィークがこうして5連休になるためには、2つの制度が関係しています。その一つは、ハッピーマンデー制度。平成13年の「国民の祝日に関する法律及び老人福祉法の一部を改正する法律」という改正で、海の日とともに敬老の日が月曜日に移動しました。制定時は9月15日でしたが、現在では9月の第3月曜日に変更されています。成人の日と体育の日も、ハッピーマンデー制度によって月曜日に移動しているので、土日と祝日がつながる3連休が増えました。

 

シルバーウィーク5連休を作るもう一つの制度が「国民の休日」。これは前後を祝日に挟まれた平日を国民の休日とするという制度です。この制度は、1985年の祝日法改正によって導入されました。現在、5月4日は2007年から「みどりの日」として祝日になっていますが、以前は3日の憲法記念日・5日の子どもの日に挟まれた国民の休日でした。9月のシルバーウィークにおける国民の休日は、敬老の日と秋分の日に挟まれることで発生します。

 

秋分の日も、シルバーウィークが5連休になるための重要な要素となっています。秋分の日は、実は日付が定まっていません。祝日法上では「秋分日」と定められています。秋分日は、毎年国立天文台が作成する暦象年表という小冊子に記載されます。そして官報の公告欄の暦要項に、秋分の日として公告されるという手続きがあるのです。

 

うるう年の影響もありますが、9月22日から24日になるのが通例です。5連休が実現するには、敬老の日の2日後の水曜日が秋分の日になる必要があります。

シルバーウィークは毎年あるものではなかった!?次回はいつやってくる?

シルバーウィークは毎年あるものではなかった!?次回はいつやってくる?

シルバーウィークが5連休になる条件が、なかなか難しいものだとわかりました。9月の連休は、毎年5連休になるとは限りません。ハッピーマンデー制度と国民の休日の登場によって可能となった5連休。最初は、2009年に発生しています。直近では2015年が5連休でした。次回の5連休は7年後の2026年です。2026年の場合も、9月19日の土曜日から始まり、月曜日が敬老の日、国民の休日を経て23日の秋分の日までの5連休です。

 

それ以降についても、祝日に関する法律がそのままであれば、という条件で予測できます。5連休の発生パターンには、2通りあります。一つは、9月19日から23日までというパターンで、もう一つは、9月18日から22日までというパターンです。

 

たとえば、2026年・2037年・2043年・2054年・2071年・2099年では9月19日から23日までというパターン。2032年・2049年・2060年・2077年・2088年・2094年が、9月18日から22日までというパターンで5連休となるのがわかっています。

 

ちなみに、2020年は4連休になります。9月19日が土曜、20日が日曜、21日が敬老の日、22日が秋分の日といった並びです。もしも秋分の日が23日なら、5連休になっていたはずでした。このように5連休になるのはかなり珍しいため、その希少性から5連休になるシルバーウィークを特にプラチナウィークと呼ぶこともあるようです。

ズバリ、2019年にシルバーウィークは存在するのか

ズバリ、2019年にシルバーウィークは存在するのか

それでは2019年9月の状況を見てみましょう。カレンダーをチェックすると、3連休が2回あるのを見つけることができます。9月14日が土曜日、15日が日曜日、16日が敬老の日で3連休。そして、9月21日が土曜日、22日が日曜日、23日が秋分の日で3連休といった感じです。

 

一度にまとめて5連休になるよりも、2回3連休があった方が使いやすいと感じる方も多いでしょう。5連休に遠出の旅行をするのもいいですが、3連休2回の方が用事を片づけたり心身のリフレッシュをしたり、近場で出かけたりと計画を立てやすいかもしれません。

 

連休に仕事を休めるかどうかは人によって異なるでしょう。それでも週休2日制が浸透し、ハッピーマンデー制度で祝日が移動することで、カレンダー上では3連休になるケースが増えています。今回紹介したシルバーウィーク。2019年は3連休が2回、2020年は4連休です。過ごし方を考えることで、連休を有効に活用するのがよいでしょう。じっくりとこれからのライフイベントを考えたり、後回しにしていた資産運用などの手続きを準備したりするのも、一つの有効な連休の過ごし方です。

  • 著者:黒川ヤスヒトさん

    証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。
    現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。
    関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。


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