胎教にはどんな効果があるの?いつからどのように始めるべき?

更新日:2019/08/30

妊娠中に胎教をした人の話を聞いて、自分も取り組んでみたいと思ったことはありませんか。マスコミでもよく取り上げられるので、胎教のことが気になっている方も多いでしょう。とはいえ、胎教がどのようなもので、どんな効果があり、いつから始めたらいいのかがわからないという方も多いはず。この記事では、そのような方のために、胎教にどんな効果があり、いつからどのように始めるべきかについて解説します。

胎教にはどんな効果があるの?いつからどのように始めるべき?

胎教は効果があるの?

胎教は効果があるの?

胎教と言えば、多くのお母さんはお腹の中の胎児に話しかけたり、音楽を聴かせたりします。ところが、胎教にどれほどの効果があるかは、科学的に証明されていないのが現状です。ただし、胎児に音楽を聴かせると落ち着くこと、胎児に特定の歌を聞かせると誕生後にその歌に特別な反応をするなどの事例もあるようです。

 

一般的には、胎教には以下のような効果があると言われています。

 

・夜泣きがやむ
・情緒の安定した赤ちゃんが生まれる
・母親が安産できる
・家族の関係が良好になる

 

これらも十分な科学的根拠があるわけではなく、医療現場から報告のあった事例に過ぎません。

いつ胎教を始めるといいの?

いつ胎教を始めるといいの?

では、胎教はいつ始めるといいのでしょうか。

 

胎教では胎児に音楽を聴かせたり話しかけたりしますが、妊娠初期は本当に音が聞こえているのか不明です。一般的に胎児の耳が聞こえ始めるのは、中枢神経の発達が顕著になる妊娠5カ月ころとされています。

 

ところが、この時期でも耳で音を聴いているわけではないようです。お母さんのお腹の中にある羊水を通じて、胎児が全身で音を感じていると考えられています。胎児がお母さんの声は聞き分けているのは確かなようで、母親が声をかけると胎児の心拍数がアップするというデータもあります。

 

このような事情から、妊娠5~6カ月ごろから胎教を始める人が多いようです。ただし、胎教にはこうしなければいけないという決まり事はありませんし、医師からすすめられるわけでもありませんので、自分の好きな時期に始めればいいでしょう。

胎教によく使われる音楽・絵本紹介

胎教によく使われる音楽・絵本紹介

胎教によく使われる音楽や絵本をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

 

 

【音楽】

胎教によく使われる音楽には、以下のようなものがあります。

 

1. パッヘルベル『カノン』

同じメロディーが何度も流れてくるので、記憶に残りやすいのが特徴です。演奏する楽器も弦楽器や管楽器などバリエーションがあり、飽きないように工夫されています。

 

2. ドビュッシー『月の光』

静まり返った夜空をイメージさせる曲です。流れるような美しい旋律をピアノで演奏します。就寝前にお腹の赤ちゃんに聴かせてあげると胎教にいいでしょう。

 

3. バッハ『G線上のアリア』

ゆっくりとした旋律の曲で、聴くだけでリラックスした気分になれます。バイオリンなど弦楽器により演奏されます。

 

4.『ABCソング』

子どもが英語の勉強を始めるときに聴く有名な歌です。アルファベットを覚えるための曲ですが、胎教にも活用できます。

 

5.『ドレミの歌』

ドレミを覚えるためのお馴染みの歌です。日本語バージョンと英語バージョンがあり、どちらも胎教に活用できます。聴いているだけでも、明るい気分になる歌です。

 

 

【絵本】

胎教によく使われる絵本には、以下のようなものがあります。

 

1.『ぞうさん』

フレーズがシンプルで、親子の関係を深めるのに最適な童謡の絵本です。お母さんと子どもがいっしょに歌って読めば、親子関係の温かみを感じられます。

 

2.『じゃあじゃあびりびり』

犬や水などをイメージしやすい擬態語で表現した絵本で、かわいらしい絵に特徴があります。いろいろなものを表現した擬態語があり、読みやすい絵本です。

 

3.『赤ちゃんのためのことばの絵本』

ものや動物が動き出す様子を、「ころころ」「ぴょんぴょん」「ゆらゆら」「ぶるぶる」「くるくる」などかわいらしい擬態語で表現した絵本です。

 

4.『ごぶごぶ ごぼごぼ』

この絵本の中では、ちょっと不思議な印象を与える擬音語が使われています。お母さんが声に出して読むと、子どもの心が落ち着く効果を期待できそうです。

 

5.『あがりめ さがりめ(おかあさんと子どものあそびうた)』

「げんこつやまのたぬきさん」「ずいずいずっころばし」など有名な歌が収録されている絵本です。親子でいっしょに歌を口ずさみながら楽しく手遊びできます。

胎教に悪いお母さんのストレス

胎教に悪いお母さんのストレス

胎教はお腹の赤ちゃんによい影響をもたらす可能性があります。逆に、胎教に悪いのはお母さんのストレスです。具体的にどのようなものなのか、以下にまとめてみました。

 

・情緒が不安定になる

女性は妊娠するとホルモンバランスが崩れて、情緒が不安定になります。急に泣き出したり、通常なら気にならないことでクヨクヨしたりして、感情の起伏が激しくなります。情緒不安定な自分に嫌悪感を抱く女性も多いようです。

 

・イライラする

仕事や家事、夫の言動、つわりなど、ストレスを感じることもあるでしょう。日常生活の些細なことにイライラしたり、感情的になったりするのは胎教によくないようです。

 

・夫婦の不仲

夫婦仲が悪く、夫と口論が絶えない状態は、妊婦にとってストレスです。夫婦の関係が悪化したら、なるべく早めに改善することが大切です。ちょっとしたことで怒鳴り散らしたりひどい言葉遣いをしたりする人が周りにいるだけで、妊婦はストレスを感じることもあります。

 

・人間関係の疲れ

仕方なく付き合っている人間関係のせいで、ストレスが増大することがあります。ご近所付き合いやママ友付き合いなどに疲れた場合は、赤ちゃんのことを最優先して遠ざかるのも一つの方法です。

 

・生活習慣の乱れ

偏った食事、夜更かし、睡眠不足など生活習慣の乱れは体に悪いだけでなく、精神的なストレスになります。不規則な生活習慣は、胎教に悪い影響があります。

 

・運動不足

運動不足が原因でストレスを感じることがありますが、妊婦の運動については医師に相談してください。妊娠初期であれば、軽いウォーキング程度の運動をしたほうがいいでしょう。

ストレスなく胎教を楽しもう

赤ちゃんに話しかけることはほとんどのお母さんがしていると思います。その延長と考えれば、音楽を聴かせたり絵本を読んで聴かせたりすることは胎教にいいことです。お母さんがストレスを感じないようにして、楽しみながら胎教をしましょう。

  • 著者:FP宮迫さん

    資産運用を中心にコンサルティング活動を行っている独立系FP。
    ウェブメディア・金融メディアで多数の記事を執筆した実績あり。
    特に保険、不動産ジャンルを得意としており、マネー・節約系コラムも執筆経験あり。


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