アメリカ株は高配当!?いつどこでどうやって買えるのか、特徴とリスクとは

更新日:2019/09/05

株式を保有するメリットのひとつは配当金がもらえること。低金利の昨今、余裕資金で株を買って、配当金をもらうのは有効な資産運用と言えるでしょう。より高い配当を得たいのであれば、日本株だけでなくアメリカ株に目を向けるのもおすすめです。ただしアメリカ株には日本株にない落とし穴もあります。どんな特徴やリスクがあるのか、詳しく見ていきましょう。

アメリカ株は高配当!?いつどこでどうやって買えるのか、特徴とリスクとは

アメリカ株の特徴とは

株式投資において、キャピタルゲインとインカムゲインという言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。キャピタルゲインは「安いときに買って、高いときに売った差額」、いわゆる値上がり益のこと。一方インカムゲインは株主への配当や優待などの収益を指します。

 

アメリカ株は株主への還元を重視しており、日本株と比べてインカムゲインが手厚いと言われています。P&G、スリーエム、コカ・コーラなど日本でも有名な企業は、50年以上もの増配を実現。株価が下落しても配当は得られるので、長年持ち続けるメリットがあります。

 

また、日経225とNYダウを比較すると、NYダウのほうが高いパフォーマンスを記録しています。日本株だけでなくアメリカ株を持つことで、リスクヘッジにもつながるでしょう。

アメリカ株は高配当で低価格!?

アメリカ株は高配当で低価格!?

アメリカ株は配当が高い傾向にあるといっても、すべての銘柄が日本株を上回るわけではありません。先ほど例にあげたP&Gの配当利回りは2.61%、コカ・コーラの配当利回りは3.07%。日本株でも配当利回りが3%を超える銘柄は珍しくなく、アメリカ株が極端に高配当というわけではありません。

 

ここで注目したいのは、アメリカ株は1株から購入可能ということ。日本株は基本的に100株単位のため、購入には数十万円~数百万円の資金が必要になります。高配当の企業があっても、資金不足で購入できないケースがあるのです。一方アメリカ株では、日本円で数千円~数万円で買える銘柄も多く、低価格で配当が得られる魅力があります。

 

日本株の配当金の支払いは年1~2回が一般的ですが、アメリカ株は年4回支払われる企業が多いです。また、アメリカ株では日本株のような株主優待はありませんが、その分が配当金として上乗せされているという見方もできます。

アメリカ株にひそむリスクとは

アメリカ株にひそむリスクとは

株価が下落して損失を被るリスクは日本株・アメリカ株共通ですが、アメリカ株には為替相場の変動によって損失を受けるリスクがあります。たとえば100ドルだった株を110ドルで売却したとしましょう。これだけ見ると10ドル得しているように見えます。しかし、購入したときは1ドル=100円、売却したときは1ドル=90円とすると、

 

購入時 100ドル×100円=1万円
売却時 110ドル×90円=9,900円

 

と、株価が上がっているにもかかわらず損してしまうのです。

 

さらに、手数料も日本株より高くなります。楽天証券の場合、1取引あたりの最低手数料は5米ドル(税抜)、最高手数料は20米ドル(税抜)です。これに加えて売却時にはSEC Fee(米国現地証券取引所手数料)がかかります。

日本の証券会社でもアメリカ株は買える?

日本の証券会社でもアメリカ株は買える?

日本の証券会社でもアメリカ株は購入できます。アメリカの金融機関に口座を開設する方法もありますが、英語が堪能でないと苦労するでしょう。

 

日本の主要ネット証券では、楽天証券、SBI証券、マネックス証券で取扱があります。取扱銘柄数や取引手数料、注文方法には差がありますが、この3社は特定口座での取引にも対応しているため、ほかの日本株や投資信託と同じように源泉徴収されたり、確定申告したりできます。

楽天証券のアメリカ株取引の特徴

楽天証券で2000年12月以降に総合取引口座を開設していれば、米国株式を購入するための新たな手続きは不要です。日本株を買うのと同じ感覚で購入できるため、すでに取引を行っている人には難しくないでしょう。

 

◆円でもドルでも買える

取引を行うには、円でも米ドルでも好きなほうで注文できます。

米ドルで決済する方法は3つ。

 

・方法1 為替取引をする

円を米ドルに両替する方法です。

 

・方法2 米ドルを振り込む

すでに米ドル預金がある場合は、楽天証券が指定する銀行口座に振り込みます。

 

・方法3 米ドルMMFを保有する

楽天証券の米ドルMMFで決済する方法です。楽天証券に米ドル建てMMFを保有しているか、新たに購入すれば、米ドルMMFから直接アメリカ株を購入できます。

 

◆取扱銘柄が豊富

楽天証券は2019年8月時点で、2,000銘柄以上の取扱があります。日本でも有名な世界的企業の取扱もあるので、興味のある銘柄を購入するのもよいでしょう。銘柄情報は日本語で提供されているので、分かりやすいです。

 

◆手数料が安い

日本株と比べると手数料が高くなるとはいえ、楽天証券の米国株式・ETFの取引手数料は低く抑えられています。1回あたりの取引手数料は約定代金の0.45%(税抜)。下限は5ドル、上限は20ドルと決まっているため、高額の注文を行っても手数料が跳ね上がらないのが特徴。さらに楽天証券の超割コースなら、取引手数料の1%が楽天スーパーポイントで還元されます。

投資先のひとつとして検討してみては

楽天証券なら日本株や投資信託と同じ口座でアメリカ株を保有できるので、投資先のひとつとして気軽に投資できます。テレビやインターネットでよく見聞きする企業の株を買うことで、経済への関心が高まるメリットも。まずは少額からはじめてみてはいかがでしょうか。

  • 著者:宮島ムーさん

    関西に住む子育て中の主婦です。 お金や不動産に興味があり、日商簿記1級・FP2級・宅建などの資格を独学で取得しました。 記事ではなるべく専門用語を使わず、わかりやすく説明するよう心がけています。
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