マイナンバーカードを作るメリットはある?申請方法と必要書類

更新日:2019/09/19

マイナンバー制度は、2016年に始まりました。しかし、今のところ「明らかに利便性が上がった!」というような実感を得たことがある人は、あまり多くないのではないでしょうか。マイナンバー制度と同時にスタートした「マイナンバーカード」についても、そもそも作っていないという人が多いはず。マイナンバーカードを作るメリットはどこにあるのかについて、作り方と合わせてご紹介します。

マイナンバーカードを作るメリットはある?申請方法と必要書類

マイナンバーカードはどんなとき必要?

マイナンバーカードはどんなとき必要?

そもそも、マイナンバーカードがどうしても必要になるシーンというのは現状ありません。マイナンバーは、会社に入社した場合や引っ越しなど、各種の公的な補助を受けるときに必要になりますが、マイナンバーカードがなくても、マイナンバーの通知カードと身分証明書で代用することができるからです。

 

2018年まで、電子申告(e-Tax)を利用して青色申告をする場合は、マイナンバーカード(もしくは住基カード)とICカードリーダライタが必要でした。しかし、e-Taxの簡便化が計られた結果、2019年からはマイナンバーカードやICカードリーダライタを使わない方法が可能になっています。

マイナンバーカードを作るメリット

マイナンバーカードを作るメリット

「マイナンバーカードがないとできないこと」がほとんどない現状で、マイナンバーカードを敢えて作るメリットはどこにあるのでしょうか?

 

結論から言うと、マイナンバーカードを作るメリットは、免許証のような写真付きの身分証明書を持てることです。マイナンバーカードは、写真付きの身分証として利用することができます。

 

以前に比べて、銀行や携帯電話の契約、企業の会員入会など、さまざまなシーンで「本人確認書類」の提示を求められるようになりました。さらに、本人確認のレベルも徐々に上がり、写真付きのものを求められるケースが増えています。そのため、免許証のように写真が入った本人確認書類を持っていない人にとっては、マイナンバーカードを作るメリットがあるのです。

 

ただし、一部の企業などでは、個人情報を預かるリスクを避けるため、マイナンバーカードでの本人確認を拒否しているケースがあります。このような場合は、マイナンバーカードを本人確認書類として利用することはできません。

 

また、マイナンバーカードを本人確認書類として利用するために持ち歩くということは、それだけ紛失や盗難などによってマイナンバーが流出するリスクを高めるということでもあります。

マイナンバーカードの申請手順

マイナンバーカードの申請手順

マイナンバーカードを申請する方法は、次の4つです。

 

1. 郵送申請

「個人番号カード交付申請書」に名前を書いて押印し、顔写真を貼り、封筒に入れ郵送します。封筒は専用のものを使用すると切手を貼る必要はありません。ホームページから印刷して組み立てるだけですので、利用しやすいです。

 

・郵便による申請方法|マイナンバーカード総合サイト
https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse-yubin/

※交付申請書等のダウンロードが可能

 

2. インターネット申請(パソコン)

あらかじめ、デジタルカメラなどでマイナンバーカードに利用するための顔写真を用意しておきます。その上で、交付申請用のWEBサイトにアクセスしメールアドレス、顔写真、申請情報を登録することにより申請ができます。

 

・パソコンによる申請方法|マイナンバーカード総合サイト
https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse-pc/

 

3. スマートフォン申請

スマートフォンのカメラで顔写真を撮影し、申請用ウェブサイト(申請書のQRコードを読み込むとアクセスできます)でメールアドレスや氏名、顔写真を登録して申請完了です。

 

・スマートフォンによる申請方法|マイナンバーカード総合サイト
https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse-smartphone/

 

4. 証明写真(スピード写真)機での申請

街中にあるスピード写真機のうち、「この証明写真機で申請まで完了」というシールが貼られた機械であれば、写真の撮影から申請までをその場で完結できます。申請書のQRコード読み取りが必要になるので、持参しましょう。

 

・まちなかの証明写真機からの申請方法|マイナンバーカード総合サイト
https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse/

※対応しているまちなかの証明写真機の確認可

マイナンバーカードを受け取るために必要なもの

マイナンバーカードを申請した後、1カ月ほどで「交付通知書」が届きます。その後、指定された受取場所でマイナンバーカードを受け取ります。下記の書類を持参してください。

 

・交付通知書(はがき)
・マイナンバー通知カード
・本人確認書類(運転免許証や写真付き住基カード、パスポートなど。健康保険証の場合、年金手帳や社員証など、ほかに住所と氏名がわかる書類が必要)
・(持っている場合は)住民基本台帳カード

紛失したら再発行できる?

紛失したら再発行できる?

マイナンバーカードを紛失してしまった場合は、再発行を申請することができます。しかし、マイナンバーカードは非常に大切なものですから、なくしてしまった場合、再発行の手続きをする前に、まず紛失の届け出が必要です。

 

個人番号カードコールセンター(0570-783-578)と警察に届け出を出し、受理番号を控えます。その後、市区町村役場で再発行の手続きをしてください。

住所変更の場合の手続き

住所が変更になった場合は、新住所の市区町村窓口で手続きをします。変更があった日から14日以内に届け出を出さなければなりません。

 

通常、引っ越しをすると転出する市区町村役場で転出手続き、転入先の市区町村役場で転入手続きをすることになります。マイナンバーカードの住所変更もこのとき同時にできますから、一緒に済ませてしまいましょう。

  • 著者:平林恵子さん

    人事労務関係の仕事からライターへ転身。
    経験を活かしてコラム執筆を行っています。
    2017年、見識を深めるためにFPの資格を取得しました。
    税金や給与計算などに詳しくない方にもわかりやすい解説を心がけています。


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