豆苗|節約の強い味方なのに栄養満点!おいしく育てるためのコツも

更新日:2019/10/01

節約の強い味方になるのが、安くて栄養満点の野菜です。その中でも豆苗は栄養豊富なうえに、さまざまな食べ方があります。また、1回食べて終わりではなく、育てて再び食べることができる優秀な食材です。豆苗の栄養やおいしいレシピ、育て方を紹介します。

豆苗|節約の強い味方なのに栄養満点!おいしく育てるためのコツも

二毛作は当たり前!節約の強い味方、豆苗の育て方

豆苗はマメ科エンドウ属のエンドウ豆の新芽です。中国では昔から食べられてきた豆苗ですが、日本に伝わったのは1970年代です。1990年代からは水耕栽培されるようになり、徐々に日本でも一般化してきました。

 

水耕栽培の野菜は1年中気候に関係なく育てることができます。そのため価格が安定していて、天候不順でほかの野菜が高騰するときにも強い味方となってくれます。スーパーなどでは、根がついた豆苗がパックに詰められて販売されていることが多いでしょう。黄色くなっているものではなく、茎が太くてみずみずしいものを選んでください。

 

豆苗は葉と茎を食べ終わった後に、根を水につけておくと新しい芽が生えてきます。収穫できるまでには1週間から10日かかります。キッチン菜園と聞くと、種やプランターなどが必要だと思いがちですが、豆苗であれば食べた後にそのままキッチン菜園を始めることができるのです。少しずつ伸びていく豆苗は見ていても可愛らしく、キッチンのいろどりにもなるでしょう。子どもの手軽な食育にもピッタリです。

おいしい豆苗を育てるには

おいしい豆苗を育てるには

豆苗はできるだけたくさん、そしておいしく育てましょう。それにはコツがあります。まず豆苗をカットするときに根元をよくチェックしてみてください。よく見ると豆苗には脇芽が生えています。脇芽はこれから成長していく部分。根元ギリギリでカットしてしまうと、せっかく成長しようとしている脇芽を切り落としてしまうことになります。カットするときには成長している脇芽を残すようにしてください。

 

豆苗は上手に育てれば2回は収穫することができます。3回目になると、脇芽がなくなり上手に育てるのは難しいようです。とくに夏場はカビが出たり、腐ったりというトラブルが起きがちです。できるだけ1日2回以上水を換えて衛生的に保ちましょう。また、肥料を与えると藻などが発生してしまうことがありますので、栽培は水だけでおこないましょう。

 

夏場以外でも豆苗の水は1日に1回は替えてください。水は根だけが浸る程度の水位が目安です。水は足すのではなく、完全に入れ替えます。毎日手入れして清潔な状態を保つようにしてください。

 

おいしく豆苗を育てるには、育てる場所も大切です。植物は日光が当たりやすい屋外の方が育てやすいかと思いきや、一方で天気に左右されやすくなり、茎が硬くなってしまうことがあります。反対に陽が当たらない環境も葉が小さくなる原因です。豆苗を育てるのであれば、軽く陽が当たるような窓のある室内がベストでしょう。季節によっても違うので成長の具合を見て場所を変えましょう。

お得だけじゃない。栄養価がとっても高い豆苗パワーとは

お得だけじゃない。栄養価がとっても高い豆苗パワーとは

豆苗はβカロテンが豊富な緑黄色野菜で、味だけでなく高い栄養価も魅力です。βカロテンは体内でビタミンAに変わって皮膚や粘膜を健康に保ちます。βカロテンは油に溶けやすいので、炒め物など油と組み合わせるといいでしょう。

 

ビタミンKも豆苗に豊富に含まれている栄養です。骨づくりに関わる成分なので、毎日の食事でしっかり摂取しましょう。

 

また嬉しいのが、ビタミンCが豊富という点でしょう。イチゴやレモンなどの果物に豊富に含まれるビタミンCは、コラーゲンの生成に関わる、美肌に欠かせない栄養素です。鉄の吸収を促進するので、鉄分豊富な食材と一緒に取りましょう。また、ビタミンCには有害な活性酸素から体を守る働きもあり、ストレスへの抵抗力を高めます。忙しい人や風邪をひきやすい人は特に意識的に摂取するようにしましょう。

お得で栄養満点なのにとっても美味!豆苗レシピ

お得で栄養満点なのにとっても美味!豆苗レシピ

豆苗はシャキシャキした食感とサッパリした味わいで、様々な料理に使うことができます。豆苗のレシピを紹介します。

 

・豆苗の炒め物

すぐにできてアレンジも簡単なのが豆苗の炒め物です。カットした豆苗をサラダ油やゴマ油で炒めましょう。味付けは自由ですが、鶏ガラだしやニンニク、醤油などが合います。

 

しんなりしてきたら塩コショウで味を調えましょう。ゆっくりと炒めると水分が出てきてしまうので30秒くらい強火でサッと炒めます。卵を加えたり、ハムやベーコンと一緒に炒めたりとアレンジしてもおいしく食べられます。

 

・豆苗のお浸し

小鉢にピッタリなお浸しも豆苗をおいしく食べられるレシピです。豆苗は20秒程度サッと塩ゆでします。ザルにあけて、水気をしっかり取ります。味付けはかつお節とポン酢でサッパリいただきましょう。またポン酢をレモン汁に替えてみてもいいでしょう。

 

・豆苗のスープ

体が温まるスープは冬に欲しくなる一品です。鍋にお湯を沸かして豆苗とほかの具材を入れます。エノキやベーコンなどを細かく切って入れましょう。鶏ガラスープの素を加えて塩コショウで仕上げます。春雨を入れるとボリュームも出て小腹が空いたときにもおすすめです。

 

 

天候などの条件によって、野菜の価格は高騰することがあります。豆苗やもやしのような価格が安定した野菜のレシピを知っておくと、野菜が高くなっても食費を上げることなく食事の量と質を保つことができるでしょう。

  • 著者:Y.Oさん

    株や社会情勢に興味を持ち、証券会社入社。
    在籍中にファイナンシャルプランナー2級を取得し、個人の資産運用への理解を深める。
    退社後に結婚と出産。
    現在は二人の子どもを育てながらライターとして活動中。


この記事をチェックした人にはコチラ!

関連記事