代金引換の手数料はいくら?メリットとデメリットお教えします!
更新日:2020/12/23代引き手数料とは、宅配時に運送会社が配送商品の金額を一度預かり、発送元に支払うサービスです。便利な代金引換、その手数料やメリット、デメリット、支払い方法について調べました。

ネット通販やオークション等の代金支払い方法には、クレジットカードやデビットカード、銀行振込、QRコード決済、キャリア決済など、さまざまなものがあります。その中のひとつが「代金引換」。発送と支払いがひとつになった代金引換について、詳しい特徴を見てみましょう!
代金引換とは?着払いはどう違う?

代金引換は、郵便局やヤマト運輸、佐川急便などで取り扱われているサービスです。詳しく特徴を見てみましょう。
インターネットショッピングでは、多くの場合、支払い方法を選ぶことができます。よく見る支払い方法は、「クレジットカード」と「振込」、そして「代金引換」でしょう。代金引換は、「代引き」と呼ばれることもある支払い方法で、発送と料金支払いがひとつになったものです。代引きで商品代金を支払う場合、次のように取引が進みます。
1. 注文確定
2. 品物が発送される
3. 品物を受け取るときに商品代金を支払い
4. 荷物を受け取る
このように、代金引換には「品物を受け取るときに料金を支払う」という特徴があります。
同じように商品の受け取り時にお金を支払う方法に「着払い」がありますが、これは商品を受け取ったときに、その「送料」を支払う方法です。代金引換も着払いも、商品到着時にお金を払うという点では同じですが、着払いで商品代金を支払うことはできません。
代金引換のメリット・デメリット

代金引換を利用するメリットとデメリットをまとめました。気になっているけれどどういうサービスかよくわからないという人は、良い点と悪い点をチェックしてみましょう。
【メリット】
・インターネット上でクレジットカード情報を入力することなく決済できるので安心
・商品と引き換えなので「決済したのに届かない」リスクをなくせる
・現金で支払えるので支出管理が簡単
【デメリット】
・手数料がかかる
・郵便局の場合クレジットカードが使えない(ヤマト・佐川は可能)
・宅配ボックスを利用できない
・対応していない業者もある
・現金で支払う場合、あらかじめ料金を準備しておく必要がある
メリットのうち大きなものは「商品と交換にお金を支払える」という安心感でしょう。ただし、その場で箱を開けられるわけではないため、商品状態の確認などは基本的にできません。
また、大きなデメリットとして「手数料がかかる」という点があります。少しでもお得にインターネットショッピングを利用したいときに、代金引換は不向きです。
代金引換の手数料はどのくらいかかる?

代金引換の手数料がいくらかかるのかは、それぞれのショップによって異なります。よく見かける手数料の価格帯は、300~500円前後です。
ヤマト運輸や佐川急便など、同じ宅配業者に依頼した場合でも、利用するショップが違うと代金引換にかかる手数料も変わりますから気を付けましょう。同じオンラインモールの中でも、購入するショップが違うと手数料も違ってきます。
購入金額が高くなると代引き手数料無料といったサービスを行っているショップもありますが、中には手数料が高いショップもあります。受け取るときになってショックを受けることがないように気を付けましょう。
代金引換を利用して商品代金を支払いたいときは、前もってショップの代引き手数料がいくらなのかを確認しておくことが大切です。
代金引換以外の便利な支払い方

インターネット上で商品を購入する場合、代金引換以外にもさまざまな支払い方法を選択することができます。一番メジャーなのはクレジットカードですが、クレジットカード情報をインターネット上で入力するのが不安という人も少なくないでしょう。実際に、インターネットショッピングサイトの中には、詐欺まがいのサイトもあるため、注意深く利用するのは大切なことです。
そこで、クレジットカード情報を入力せずに利用できる支払い方法をまとめました。
・Web Money
キャッシュレス決済に利用できるプリペイドカードです。プリペイド番号を入力することで、クレジットカードのように使うことができます。コンビニなどで手軽に買え、会員情報入力も不要のWeb Moneyは、安心で安全な決済方法だといえるでしょう。
・楽天ペイ
楽天ペイは、楽天のサービスを使った決済方法です。提携店舗自体にクレジットカードの情報が渡ることがないため、安心して利用できます。また、楽天スーパーポイントを利用して決済することもできますよ!
・キャリア決済
キャリア決済も、楽天ペイと同様に、各携帯電話キャリアと提携した支払い方法です。実際の支払いは月々の電話料金とまとめて行うことになります。
・コンビニ決済
商品代金や送料を最寄りのコンビニで支払う方法です。商品到着前に支払う場合もあれば、到着後に支払う場合もあるので、事前にいつ支払うのか確認しておきましょう。クレジットカードがなくても利用できて、近所のコンビニで好きなタイミングで支払えるというメリットがあります。
インターネット通販の支払い方法は多種多様です。自分にあった方法を選びましょう!
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著者:平林恵子さん
人事労務関係の仕事からライターへ転身。
経験を活かしてコラム執筆を行っています。
2017年、見識を深めるためにFPの資格を取得しました。
税金や給与計算などに詳しくない方にもわかりやすい解説を心がけています。
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