初めてでもできるクラウドファンディング!メリットと注意点は?

更新日:2020/01/28

インターネットを眺めていると、ユニークな新商品の広告や告知を見かけることもあります。しかし、「欲しい!」と思った商品がすぐに買えるとは限りません。中には、「クラウドファンディング」のリターンとしてのみ展開されている商品もあるからです。最近見かけることも増えてきたクラウドファンディングとは、一体どのようなものなのでしょうか?

初めてでもできるクラウドファンディング!メリットと注意点は?

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは

インターネットを使った集客が手軽にできる昨今、新商品開発や新規事業の資金調達についても、銀行からの融資や証券市場での調達ではなく、「ユーザーから直接支援してもらう」という方法が登場しています。

クラウドファンディングは、そんな「資金を調達したい企業や個人」と、「企業や個人を応援したい・新商品やサービスを利用したい個人」のマッチングを手助けするサービスです。

クラウドファンディングの流れは、だいたい次のとおりです。

1. 企業や個人が、新しいサービスや商品展開のために必要な資金を募集する「プロジェクト」を立ち上げます。

プロジェクトでは、支援に対してリターンと呼ばれる返礼品を約束することがあります。プロジェクトで実現したい新サービスや商品の実物、関連したサービス、お礼状などです。その内容はさまざまで、リターンがないクラウドファンディングもあります。

2. 支援者がプロジェクトを「支援」します。

3-1. 目標金額を達成した場合、リターンのあるクラウドファンディングであれば、プロジェクト達成後、決められた商品やサービスが分配されるでしょう。

3-2. 目標金額を達成できなかった場合は、支援金が返金されるか、達成されないまま決済が行われます(リターンが提供される場合もあります)。どちらになるかは、支援する時点で明示されています。

要するに、クラウドファンディングは、「お金がかかることをしようと思っている人・企業」が「お金を集めるための手段のひとつ」ということですね。

クラウドファンディングの種類、各サービスの比較

クラウドファンディングの種類、各サービスの比較

クラウドファンディングには、次のような種類があります。

・寄付型
寄付型は、寄付金としてクラウドファンディングを利用する方法です。企業ではなく、「難病の子どもを救いたい」「自転車で日本一周旅行をしたい」など、NPO法人や個人が立ち上げたプロジェクトも多くあります。

寄付型のクラウドファンディングの場合、リターンがないか、あっても礼状程度というケースも多くなっています。

例)
・LIFULLソーシャルファンディング
https://japangiving.jp/supporter/about.html
・READYFOR
https://readyfor.jp/

・購入型
購入型は、新しい製品開発用の資金を調達するために行われるクラウドファンディングです。多くの場合、開発した商品をリターンとします。実物のある製品のほか、映画の製作費などを募るケースもあります。

例)
・Makuake
https://www.makuake.com/
・kibidango
https://kibidango.com/project

・融資型
融資型は、投資的な意味合いを持つものです。製品や礼状ではなく、配当金や株式といった金銭的なリターンを約束するクラウドファンディングです。

例)
・Owners Book
https://www.ownersbook.jp/
・CAMPFIRE Owners
https://owners.camp-fire.jp/

クラウドファンディングを利用するメリットと注意点

クラウドファンディングを利用するメリットと注意点

クラウドファンディングは、手軽にいろいろな人の夢を叶えることのできるものです。利用するメリットには、次のようなものが挙げられるでしょう。

・自分のお金を有意義に使いたいという希望を叶える
・困っている人に気軽に手を差し伸べられる
・リターンとして新商品などを手に入れられる
・好きなアーティストや企業などを直接応援できる

一方、クラウドファンディングを利用するときは、注意しなければいけない点もあります。

・寄付型を利用しても寄付金控除の対象にならないことがある
・リターンの個数が制限されている場合、希望通りの支援ができないことがある
・基本的にキャンセルができない
・目標額に達しない場合、リターンが受け取れず、返金もされない場合がある
・詐欺的なクラウドファンディングも存在している

特に、最後の「詐欺」に関しては、十分な注意が必要です。実際の用途とは異なる目的で寄付を募ったり、集まったお金を当初の予定通りには使わなかったりといった事例も海外では起こっているようです。

クラウドファンディングでは、個人でも気軽にプロジェクトを立ち上げて資金集めをすることができてしまいます。もちろん企業も、銀行から融資を受けるときのように事業計画書や資金計画を提示しなくても、魅力的なアイデアさえあれば簡単に個人から資金を集めることができてしまうのです。

手軽さゆえに、支援をしたのにいつまで経っても商品が開発されず、リターンが受け取れないというようなことも起こり得てしまうのがクラウドファンディングです。利用をするときは、その人の思いがどのくらい真剣なのか、本当に信用のできる相手なのか、ということを慎重に見極めましょう。

クラウドファンディングサイトには、さまざまな事情を持った人や、夢がある人、ユニークな商品が多数紹介されています。いろいろな人のアイデアや思いを知ることは、それだけで大きな刺激にもなります。興味を持った方は、どのようなプロジェクトがあるのか、ぜひ一度覗いてみてください!

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クラウドファンディングと似たような制度として、ふるさと納税を思い浮かべる人も多いと思います。楽天ふるさと納税では、普段のお買いもので貯まった楽天スーパーポイントを使って寄付することも可能なので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

  • 著者:平林恵子さん

    人事労務関係の仕事からライターへ転身。
    経験を活かしてコラム執筆を行っています。
    2017年、見識を深めるためにFPの資格を取得しました。
    税金や給与計算などに詳しくない方にもわかりやすい解説を心がけています。


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