地下アイドルとは?気になる金銭事情や生活実態も調査

更新日:2020/02/20

アイドルにも様々な形があり、地下アイドルと呼ばれる職業もあります。地下アイドルは、主にライブ主体で活動していて、テレビなどへのメディア出演は少ない傾向です。そのため地下アイドルの定義や、具体的な活動内容・場所について分からないことも多いのではないでしょうか。ここでは、そもそも地下アイドルとはどのような存在で、どのような活動をしているのか、そしてどのように生計を立てているのかといった点にスポットを当てます。

地下アイドルとは?気になる金銭事情や生活実態も調査

地下アイドルとは?

地下アイドルとは?

まずは、地下アイドルとはどのような職業なのかという点について、テレビなどでよく見かけるアイドルと比較しながら見ていきましょう。

・地下アイドルの定義
地下アイドルの明確な定義はありませんが、一般的にはライブハウスなど小規模な会場で歌やダンスを披露するアイドルの総称として認知されています。ちなみにライブハウスとは、50人から100人程度の少人数のお客が入る、主に立ち見形式の会場です。

また、地下アイドルの多くは、インディーズレーベルから、もしくは自主制作方式で楽曲を製作販売しています。レーベルとはレコード会社の1ブランドのことです。

●メジャー:一般的には国内大手レコード会社のレーベルと契約・デビューすること、もしくは日本レコード協会に所属しているレコード会社と契約していること。
●インディーズ:一般的には国内の中小レコード会社のレーベルと契約・デビューすること、もしくは日本レコード協会に所属していないレコード会社と契約していること。
●自主制作:レコード会社・レーベルと契約せず、アイドル・アーティスト自身で予算を捻出して、CDなどを制作すること

※海外の場合は、ワーナーミュージックグループ、ソニーミュージックエンタテインメント、ユニバーサルミュージックの3社いずれかと契約することをメジャーデビューと呼びます。

国立競技場を会場とする大型ライブや、コンサートツアーをする乃木坂46や嵐を地下アイドルとは呼びません。地下アイドルは、小さなライブ主体で活動するメジャー契約以外のアイドルを指します。

・どんな地下アイドルがいるの?
代表的な地下アイドルの例としては、仮面女子が挙げられます。2013年にデビューしたアイドルで、文字通り仮面(ホッケーマスク)を被った状態で活動するのが特徴です。アリス十番をはじめとする4グループから構成されていて、メンバーの卒業・加入を繰り返しながら活動規模を広げてきました。地下アイドルの中では知名度が高く、専用劇場があったりテレビ出演をしていたりと、メジャーアイドルに近い活動実績もあります。

ほかにも活動中の地下アイドルをご紹介します。

●ゆるめるモ!
●オタフクガールズ
●純情のアフィリア

全国には、まだまだ多数の地下アイドルが活動しているので、気になる方は調べてみましょう。

・地下アイドルのライブはどこでやっている?
地下アイドルのライブ活動の拠点は、主にライブハウスなど小規模なライブ会場や劇場です。仮面女子のように専用劇場で活動しているケースもあります。秋葉原をイメージする方も多いと思いますが、現在は渋谷や新宿など都内のライブハウスをはじめ、各都道府県の都市部でも活動しています。

地下アイドルは対バン(複数のアイドル・アーティストが出演するライブ)の形式でライブを開催することが多いのも特徴です。対バンは地下アイドルが新たなファンを獲得し、ファンが新たなアイドルを見つける絶好の機会です。ライブ情報を知りたければ、まずは各アイドルの公式サイトやSNSから、ライブスケジュールを確認してみましょう。

地下アイドルになるには

地下アイドルになるには

続いては、地下アイドルになる方法を紹介します。

・アイドルと名乗り活動を始めてもいい
地下アイドルになる方法に正解はありません。もちろん、世間一般的な価値観からすると、芸能事務所に所属し、レコード会社と契約することなどが条件と考えるでしょう。

しかし地下アイドルになるには、「今日からアイドルとして活動します」とSNSやブログなどで宣言するだけでもいいのです。もちろん、そこから活動を続けなければ仕事を貰えないので、撮影会に参加したりライブハウスの主催者へ問い合わせてみたりと、地道な営業活動も同時に進めています。

地下アイドルになる一般的な方法は、芸能事務所のオーディションに応募することです。大手・中小問わず芸能事務所は不定期にオーディションを開催していて、詳細は各事務所の公式サイト・オーディションサイトなどで確認できます。

芸能事務所に所属した場合は、無所属の場合と比べて仕事を振り分けてもらえやすいだけでなく、事務所によっては給料制の可能性もあります。

・事務所に所属する際は契約内容を確認すること
地下アイドルも仕事ですので、事務所に所属する場合は契約書や活動内容をよく確認しましょう。たとえば給料(報酬)、レッスン代などの費用負担額とその項目、禁止事項、アイドルとしての売り方のコンセプトなどです。契約内容は身内にも確認してもらい、不明点のないよう気を付けましょう。

地下アイドルの金銭事情

地下アイドルの金銭事情

ここからは、地下アイドルの生活や収入について解説します。

・地下アイドルの生活って?
地下アイドルは基本的に土日関係なく活動していますが、アイドル活動からの収入では生計を立てられないケースも多く、別にアルバイトをしているケースも珍しくありません。たとえば夕方から夜にかけてライブがある日は、日中にアルバイトとレッスン・リハーサルをこなします。

このように、ライブ・レッスン・物販などに加えて、生活のためにアルバイトの掛け持ちもするため地下アイドルの休日は少なくなってしまいます。華やかな世界の一方、厳しい業界でもあるので、「アイドルになりたい」だけでなく、その後のプランやビジョンなど明確な目標を持つことが重要です。

・地下アイドルの収入はどのくらい?
地下アイドルの収入源は、動画配信による広告収入なども考えられますが、主にライブチケットと物販の2種類です。収入は、活動初期の段階では0円。少しずつファンを増やすと、物販収入とライブチケット代から月2~5万円ほどの収入が得られるといいます。しかし、事務所に所属していない場合、遠征費用やCD制作費などは自己負担です。

地下アイドルの多くは、ライブ・遠征・物販の収入だけでは生活できないため、安定収入が期待できるアルバイトをしながらアイドル活動しています。ただし、地下アイドルからメジャーなアイドルへステップアップするケースもあるため、可能性は無限です。

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代表的な地下アイドルとして紹介した仮面女子ですが、彼女らのムック本や地下アイドルに関わるコミック・雑誌、衣装なども楽天市場なら購入ができます。気になった方はぜひチェックしてみてください。

  • 著者:菊地 祥さん

    専業ライターの菊地です。
    株式・投資信託8年目。
    もっとお金やライフプランについて知りたいと思い、2018年にFP技能士3級を取得しました。
    現在は2級取得を目指して勉強中です。
    お金に関するあらゆる専門知識を、分かりやすく説明します。


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