アラフィフは人生の折り返し地点、仕事、モテ、老後資金など気になるお題をチェック

更新日:2020/04/03

最近、特定の年代を指す言葉として「アラサー」・「アラフォー」・「アラフィフ」という呼び方を聞くようになりました。それぞれ、アラウンドサーティ・アラウンドフォーティ・アラウンドフィフティの略で、30歳前後・40歳前後・50歳前後を指しています。各年代のライフスタイルや特徴などを語る際に使われることが多いようです。ここでは人生100年時代のちょうど折り返し地点となる「アラフィフ」について、お金や仕事、恋愛といったテーマでいくつかのデータを参考にしながら見ていきたいと思います。

アラフィフは人生の折り返し地点、仕事、モテ、老後資金など気になるお題をチェック

最近のアラフィフ事情

最近のアラフィフ事情

人生100年時代の折り返し地点となるアラフィフ。まずはどのような問題意識を持っているのか確認してみましょう。

 

2018年11月に日本FP協会が公表した「世代別比較 くらしとお金に関する調査2018」(以下、「くらしとお金に関する調査」)では、各世代に「人生100年時代を迎えるにあたって、不安を感じること」(複数回答)をたずねています。「老後の生活設計」は各世代で高いのですが、40代(72.5%)、50代(67.0%)とアラフィフでもっとも高くなっているのがわかります。現実的な問題としてとらえ始める年代なのかもしれません。

 

またアラフィフのライフスタイルに関して気になるのが「美容と健康」の問題。これについては、プログレスサポートが2020年1月にリリースした「アラフォー・アラフィフ女性のライフスタイル調査」の結果があります。アラフォー・アラフィフ女性1,131人に聞いた調査では、「20代の頃と比べ、美容・健康に対する意識は上がった」と答えた人が91.6%。理由としては「若い頃はあまり手をかけなくても良かったが、アラフィフになると手をかけないと維持できなくなった」、「子どもが社会人になり、時間とお金の余裕ができた」といったものが挙がっていました。

 

このようにアラフィフの年代では「老後の生活設計」や「美容と健康」について、20代・30代の頃よりも問題意識が高くなるのがわかります。

アラフィフの仕事、再就職とは

アラフィフの仕事、再就職とは

アラフィフの年代では「老後の生活設計」に不安を持っている方が多いようですが、老後に向け資産寿命を延ばす方法のひとつとして挙げられるのが、「できるだけ長く仕事をつづける」ということ。再就職を考えているアラフィフの方にとって有利なデータをひとつ紹介しましょう。

 

求人サイト「しゅふJOBパート」が2015年10月〜12月の3カ月間に、東京23区で就職が決まった人の平均年齢を集計したところ、結果は46.9歳でした。アラフィフから仕事を始めようと考え、実行している方が多いのがわかります。

 

アラフィフ世代の女性にこそ向いた仕事というものもあります。たとえば高いコミュニケーション能力を必要とする仕事。人にもよりますが、コールセンターや介護、ラウンダー(巡回営業)などは、若い人や新社会人といった層よりも向いていると言われています。

 

また主婦の場合、家事のスキルが生かせる仕事もあります。飲食店やハウスキーパー、清掃業といった分野に需要があるようです。長く仕事をつづけているアラフィフ女性の中には、管理職を目指す人も増えています。

アラフィフのモテ、恋愛とは

アラフィフのモテ、恋愛とは

「くらしとお金に関する調査」では、各世代に「老後の生きがいとして楽しみにしていること」をたずねています。40代・50代では「旅行・レジャー」がもっとも高く、「パートナー(配偶者・恋人)と過ごす時間」が2番目でした。

 

アラフィフの恋愛に関連しては最近「アラフィフ婚」という言葉に注目が集まっています。国立社会保障・人口問題研究所が公開している数字では、40代以上での初婚・再婚の数が増えています。全体の婚姻数が減る中、アラフィフ世代の大きな特徴と言えるでしょう。平成27年の50~54歳の初婚は、女性が1,169人。平成2年から2倍に増えたそうです。再婚は女性が6,222人。こちらも2.1倍に増えています。再婚を希望する方の声としては、「子どもが成長したので次は自分のことを考えたい」、「経済面の支えとして」といったものがあるようです。

 

どのようなアラフィフ女性がモテるのかについては、さまざまな場所で語られています。たとえば内面的なことではポジティブさ。年齢的な面で自分を卑下するような言動はモテにつながらないでしょう。また歩くときや食事の際などには女性らしい動きが求められるほか、対人関係では年相応の気配りができるかがモテのポイントになっているようです。

アラフィフのたくわえ、不労所得とは

アラフィフのたくわえ、不労所得とは

アラフィフのたくわえについては「くらしとお金に関する調査」に興味深い数字があります。「現在の金融資産(総額)の平均」を調べると、40代が604万円なのに対して、50代では1,533万円まで増えます。約2.5倍という数字で、アラフィフは金融資産を積み上げる時期とも言えそうです。

 

老後の生活を支える公的年金への意識もアラフィフの年代で高まります。同調査では「自身が受け取る公的年金の金額を、どのくらい把握しているか」を聞いています。40代では「把握している」が29.5%なのに対し、50代では54.0%。この時期に自分が受け取る年金額についての関心が高まるのがわかります。

 

資産寿命を延ばすには現役で仕事を続けることも有効ですが、資産を活用して不労所得を得ることもひとつの手段になるでしょう。所有する不動産からの家賃収入や株式からの配当などが、何もしなくても手に入る収入、つまり不労所得となります。アラフィフは、蓄えた金融資産をどう活用するか考えるべき年代とも言えます。

 

このようにアラフィフという年代はまだまだ仕事や恋愛を意識しつつ、老後の生活設計も具体的に考えていかなければならないライフステージと言えるでしょう。老後の生活費として準備した資産の寿命を延ばすためには、投資に関する情報収集が必要です。楽天証券のトウシルでは、最近注目の株主優待や、不労所得を狙える高配当銘柄などが特集されています。チェックすれば「アラフィフのお金」について有効なヒントを発見できるでしょう。

参考サイト

・日本FP協会|世代別比較 くらしとお金に関する調査2018 2020.4.1
https://www.jafp.or.jp/about_jafp/katsudou/news/news_2018/files/newsrelease20181105.pdf

  • 著者:黒川ヤスヒトさん

    証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。
    現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。
    関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。


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