夏のお弁当作り|食中毒を防ぐコツや保冷剤の選び方と使い方を解説
更新日:2020/08/25気温が高くなる夏は、食中毒の危険性が高まります。このような時期はお弁当の具材が傷んだり、食中毒を起こさないか心配になってしまいます。食中毒を防ぐには保冷材でお弁当をしっかり冷やすのが効果的です。ここでは食中毒を防ぐコツと保冷材の選び方と使い方を解説します。

夏のお弁当は気を付けないと危険!
食中毒の原因になる菌の多くは20℃前後で増殖しはじめます。また湿気のある環境を好むので、気温も湿度も高い夏場が食中毒発生のリスクが最も高い時期になります。お弁当は作ってから食べるまでに時間がかかってしまうため、しっかりと対策をしないと菌が繁殖をして食中毒の原因になってしまうのです。
食中毒を防ぐ!お弁当作りのコツ

お弁当が傷んだり食中毒の原因になるのを防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。お弁当作りのコツを解説します。
・作るとき
食中毒を防ぐのに最も大切なのは、しっかりと加熱をすることです。食中毒の原因になる菌の多くは75℃の温度で1分以上加熱すると死滅します。食材の中心までしっかりと火を通すようにしましょう。前日に調理したものや夕飯の残り物は、お弁当箱に詰める前に必ず再加熱することで傷むのを防げます。
・中身を詰めるとき
ご飯やおかずを熱いままお弁当箱に詰めてふたをしてしまうと、お弁当の中に湿気がこもってしまいます。湿気が多いと細菌が繁殖しやすくなってしまうので、必ず常温になるまで冷ましてからお弁当に詰めるようにしましょう。急いでいるときは保冷剤の上に置けば早く冷ませます。
・お弁当を持っていくとき
食中毒菌は20℃前後で増殖が始まりますが、10℃以下の環境では増殖が抑えられます。夏場の気温が高い時期にお弁当を持っていくときには、保冷材を添えるようにしましょう。職場に冷蔵庫があれば、食べるまでは冷蔵庫に入れておくと良いです。
・お弁当を食べ終えたら
家に帰ってお弁当のふたを開けると、嫌なニオイがすることがあります。ニオイが染みついてしまわないように、お弁当箱はできるだけ早く洗うようにしましょう。職場でお弁当箱が洗えない場合は、サッと水で流すだけでもニオイを防げます。洗剤でしっかり汚れを落としたあとは、フタを開けた状態でよく乾かしましょう。
お弁当におすすめの保冷剤は?

夏場のお弁当には保冷剤が欠かせません。次に、お弁当におすすめの保冷剤について解説します。
・保冷剤の種類と選び方
保冷剤にはソフトタイプとハードタイプがあります。ソフトタイプは柔らかい素材に包まれているので破れることもありますが、フィット性に優れているのが特徴です。小さいサイズのものが多く持ち運びしやすいので、お弁当に向いています。
一方ハードタイプは外側が硬い素材でできていて保冷効果が高く、アウトドアやレジャーのときにクーラーボックスの中に入れて使うことが多いです。
・おすすめの保冷剤3選!
1.「Chéri」
ドット柄のデザインとカラフルな色合いで女性や子どものお弁当用として人気の保冷剤です。大きめのサイズなので、保冷効果も長時間続きます。可愛いデザインでランチタイムも楽しみになります。
https://item.rakuten.co.jp/yellowstudio/46651/
2.「ひえくま」
お弁当を守ってくれているような可愛いクマのデザインの保冷材です。アジャスターで長さを調節できるバンドが付いているので、どのようなサイズのお弁当箱にも使用できます。
https://item.rakuten.co.jp/ibplan/cro-0006/
3.「保冷材クール」
ベーシック、ロング、ラージの3種類から、お弁当箱の大きさ合わせて保冷剤を選べます。凍らせても固まらないジェルタイプなので密着度も高く、お弁当箱の内蓋の上に乗せれば保冷効果もアップします。
https://item.rakuten.co.jp/st-toremu/504246/
保冷剤の効果を長持ちさせる方法
せっかく保冷剤を添えても、保冷効果のないバッグに入れていると小さな保冷材はあっという間に溶けてしまいます。保冷剤の効果を長持ちさせるために、お弁当箱を入れるバッグは保冷効果のあるものにしましょう。それでも保冷剤が溶けてしまう場合には、1個だけでなく何個か保冷剤を入れると冷却効果も高まります。
余った保冷剤の活用法
余った保冷剤は、消臭剤としても活用できます。保冷剤の中には「高吸水性ポリマー」という材料が入っているので、この高吸水性ポリマーがニオイを吸着するからです。常温に戻した保冷剤の中に入っているジェルを器に入れましょう。好みでアロマオイルを入れて、キッチンやトイレに置けば、気になるニオイを消してくれます。
お弁当用の保冷剤を購入したいと思ったら、楽天市場をチェックしてみてはいかがでしょう。今回ご紹介した保冷剤以外にもたくさんの種類の保冷剤があるので、自分の使用用途や好みに合ったものが見つかるかもしれません。楽天市場でお買い物をすると楽天ポイントも貯まります。夏場の食中毒対策をしっかりして、安全で美味しいお弁当作りをしましょう。
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著者:まきあんさん
元栄養士で現在フリーのWEBライターとして活動している、まきあんです。基本的なお金の知識を身に付けたいと思い、独学でFP2級を取得しました。
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