テレビはもういらない?いま増えているテレビなしで快適にすごす人々の実情

更新日:2020/09/07

いま若い世代を中心に、「テレビ離れ」 が進んでいます。時事通信が2019年11月に公表した「テレビに関する世論調査」によると、10~20代の若い世代では約1割がテレビを「見ていない」と回答。インターネットの動画サイトなどの台頭が原因と分析しています。 テレビのない生活とはどのようなものなのでしょうか。テレビなしですごす人たちの意見や、テレビのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

テレビはもういらない?いま増えているテレビなしで快適にすごす人々の実情

テレビは日常で必要?

テレビは日常で必要?

日本で地上波テレビ放送が始まったのは、1953年のことでした。国産第1号のテレビが発売されたのも同じ年で、価格は17万5,000円。当時の物価を考えると、高価なものだったことが分かります。その頃放送されていた番組には、大相撲や野球、プロレスといったスポーツ中継が多かったそうです。その後、画面が白黒からカラーへ進化し、衛星放送が始まり、薄型テレビが普及するというような歴史を歩んでいます。

 

長い間テレビは、多くの人々にとって情報を集めたりコンテンツを楽しんだりする生活の一部となっていました。しかしここ最近では毎日の生活の中で、テレビの必要性を感じないという人も増えているようです。ネット上では、テレビなしの生活がどのようなものかを報告するサイトを、いくつも発見できます。目立った意見をいくつかピックアップしてみましょう。

 

まずテレビを見なくなると、自分が使える時間が増えたと感じることが多いようです。増えた時間は仕事や家族のために使ったり、睡眠時間を増やしたりでき、満足度も高くなっています。そしてもうひとつ目立ったのが、テレビを置いていた分のスペースが広く使えるようになったという感想。部屋が広く感じられ、掃除もしやすくなるそうです。家にテレビを置かなくなるきっかけは、引っ越しだったというエピソードも見られました。テレビがなくて困ったという人は、あまりいないようです。

テレビがなくても快適にすごせる

テレビがなくても快適にすごせる

冒頭でとりあげた世論調査では、「テレビ離れが起きている理由」についても調べています。この中でもっとも多かったのが、「動画投稿サイト・配信サービスの方が魅力的」(60.5%)でした。以下、「スマートフォンやゲーム機の方が楽しめる」(57.4%)、「ネットが普及し、テレビを見なくても困らない」(56.5%)などがつづきます。

 

インターネットが普及して以来、コンテンツを楽しむ方法が増えました。テレビは数ある選択肢のひとつとなり、なくても困らないと感じるものになったと言えるでしょう。

 

たしかにテレビがなくてもパソコンやタブレットがあれば、YouTubeやニコニコ動画といった動画共有サイト、Hulu(フールー)やNetflix(ネットフリックス)、dアニメストアなどの動画配信サイトを楽しむことができます。こうしたコンテンツを楽しめば、それで十分という人も多いでしょう。

 

またテレビ離れの形としては、「家電としてのテレビは置いているけれど、通常のテレビ放送は見ない」というものもあります。例えば家庭用ゲーム機をテレビにつないで遊ぶ時間が増え、テレビ放送を見る時間は減るというような現象です。そのほかChromecast、Amazon Fire TV、Apple TVといった製品を使うと、テレビの画面に動画配信を表示して視聴することができます。

 

こうしてみるとコンテンツを楽しむ手段は、テレビを始めパソコンやタブレット、スマートフォンやゲーム機など選択肢が広がっているのが分かります。見て楽しめるものはテレビしかない、という状況ではなくなりました。それぞれのメリット・デメリットによって、使い分ける時代になっています。

メリット・デメリット

メリット・デメリット

世論調査で調べた「テレビ離れが起きている理由」の中には、「似た企画や同じタレントばかりで番組がつまらない」(27.3%)という回答がありました。つまらないと感じるコンテンツに時間を費やしてしまうことは、テレビを見るうえでのデメリットとなるでしょう。

 

テレビ番組に対しては、ほかにも不満を感じる点があるようです。最近のテレビはネガティブな内容の番組が多く、不安をあおるので、テレビを避けるようになったという声も聞かれます。テレビは「オールドメディア」と呼ばれるなど、イメージが悪化しています。

 

それでも数十年にわたって多くの人が利用してきたテレビ。見逃せないメリットもあります。テレビを捨ててしまってから後悔しないよう、いくつか挙げておきましょう。

 

テレビは、ついダラダラと見てしまい時間の無駄になると言われます。しかし地震など緊急時には速報が流れ、いち早く情報を得られるというメリットがあります。災害時には頼りになるでしょう。

 

そして家族みんなで見られるというのも、テレビの良いところと言えるでしょう。それぞれが好きなものを別々に見ることになるスマートフォンやゲーム機、タブレットなどとは異なり、ひとつのテレビを家族で見れば共通の話題で団欒を味わうことができます。

 

テレビを見なくなって感じることのひとつに、「自分の時間が増える」というものがありました。増えた時間は有効に使いたいものです。そこでおすすめしたいのが、自分のライフプランや資産形成について考えるために時間を使うということ。資産形成に必要な金融リテラシーは、投資の実践で養われます。楽天証券に口座を開設し、自分に合った金融商品を探してみましょう。有意義な時間になること間違いありません。

参考サイト

時事通信「テレビに関する世論調査」2019.11
2020.9.4    
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112500129&g=soc

  • 著者:黒川ヤスヒトさん

    証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。
    現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。
    関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。


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