イライラするときの解消法と情緒不安定になってしまう原因とは?

更新日:2020/09/29

情緒不安定とは、気持ちが安定せず、感情の起伏が激しくなっている状態です。些細なことでイライラしやすくなったり、急に気分が落ち込んだり、辛い症状が続くこともあります。今回はイライラしてしまう原因や、不安を解消するために大切なことをお話します。

イライラするときの解消法と情緒不安定になってしまう原因とは?

イライラするときの心身の状態とは?

イライラするときの心身の状態とは?

イライラして情緒不安定になっているとき、私たちの心と体では何が起こっているのでしょうか。

一言で言えば、イライラや情緒不安定というのは「もう余裕がありません」ということを知らせる自分自身からのサインです。

 

私たちは生活する中で様々なストレスを受けています。ですが、多少のストレスであれば心身ともに調子がよいときは対処できる余裕があるため、さほど問題を感じることはないでしょう。

 

しかしストレスが積み重なっていったり、いきなり大きなストレスが降りかかったりすると、対処が追い付かなくなって心身が疲弊していきます。このように余裕がない状態では、元気なときには何とも思わなかったことがとてもしんどく感じられ、少しのストレスでも敏感に反応してしまうようになります。その表れがイライラや激しい感情の起伏に繋がります。

 

つまり、いつもよりイライラしやすく、情緒不安定になっているときは、それだけ心身が疲れていて、ストレスに対するキャパシティが小さくなっていることを表しているのです。

イライラして情緒不安定になってしまう原因

イライラして情緒不安定になってしまう原因

ストレスを与えてくるもののことを「ストレッサー」と言いますが、例えば以下のようなものがストレッサーの例として挙げられます。

 

・物理的ストレッサー:天候や気温、気圧など気象の変化
・環境的ストレッサー:音や光、におい、振動など
・社会的ストレッサー:仕事、責任、社会的ステータス
・肉体的ストレッサー:病気やケガ、睡眠不足、肩こりなど慢性疲労
・精神的ストレッサー:身近な人の死、失恋、倒産、挫折
・人間関係ストレッサー:職場や家庭などの人間関係トラブル

 

ここに挙げたもの以外にも、生理、栄養不足、糖質やカフェインの取りすぎといったストレッサーになり得るものは無数に存在します。中には昇進や結婚といった一見ポジティブな出来事も、環境の変化を伴うためストレッサーになるのです。

 

そして心と体は相互に影響しあっていますので、心が受けたストレスは体にも波及します。反対に、体が受けたストレスも心に影響を与えます。

 

このようにイライラしたり情緒不安定になってしまったりする原因は1つではなく、これらのストレッサーが複数絡み合っていることが多いです。自分にとって何がストレスになっているのか、具体的に把握すると対処がしやすくなります。

イライラや不安を解消するために大切なこと

イライラや不安を解消するために大切なこと

イライラや不安を解消するためにまず大切なことは、「今、自分はイライラしている」ということを自覚し、受け入れることです。先ほども書いたように、イライラした感情が湧き起こってくるのは心や体がSOSを出しているサイン。ちょっと疲れが溜まり始めていて、万全の状態ではないよ、ということを体が教えてくれているのです。

 

そして一番いけないのは、自分はイライラしているということを見て見ぬふりをして、何とかしようと頑張り続けてしまうことです。

 

イライラした状態というのは気持ちがいいものではないので、早く元の自分に戻りたい、早く調子を戻したい、という気持ちが出てきます。しかしこの気持ちは「早く調子を戻さなくては」という焦りにも変化しやすく、さらなるプレッシャーを自分にかけてしまうことになりかねません。「早く調子を戻さなくてはいけないのにイライラし続けてしまう自分」にさらに嫌気がさしてしまう、という負のループに陥りやすくなります。

 

逆説的ではありますが、イライラを早く解消したいときこそ、「無理にイライラを解消しようと思わない」ことが近道なのです。

気持ちを切り替えるおすすめの方法

気持ちを切り替えるおすすめの方法

それでも「このイライラした気持ちが不快でたまらない!早く何とかしたい!」と焦ってしまう方におすすめの気分転換法を紹介します。

 

●軽い運動をする

デスクワークやパソコン作業など、長時間同じ姿勢を続けていると血流が悪くなり、筋肉が凝り固まっていきます。心と体はつながっていますので、この体の凝りも大きなストレスの元。さらに首の周りには脳につながる神経がたくさん通っているため、首周りの筋肉が凝ることで神経が圧迫され、うつ状態によく似た症状を引き起こすこともあります。

 

ストレッチや散歩などの軽めの運動を行うと、凝り固まっていた筋肉がほぐれて体の血流がよくなり、スッキリした気分になれます。

 

●深呼吸をする

心身にストレスがかかっているときは、無意識に呼吸が浅くなってしまうものです。ときどき体の中の空気を入れ替えるイメージで何度か深呼吸を繰り返すと、よい気分転換になります。

 

特にストレッチやヨガは、体を動かすことと深い呼吸、両方いっぺんに行うことができるのでストレス解消に優れた効果が期待できます。

 

●人と会話をする

イライラや不安な気持ちは1人で抱え込んでいると重くなっていくばかりなので、ため込まずに誰か信頼できる人と共有してみましょう。吐き出すことで背負っている気持ちが軽くなりますし、言葉にすることで自分の頭の中を整理するのにも役立ちます。

 

また、常にイライラする、理由がないのに悲しくて涙が出てくるといった症状がある場合は、抑うつ症状の前兆の場合もあるので、心療内科などの専門家へも相談してサポートを得るようにしましょう。

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  • 著者:misoさん

    簿記3級・FP2級を保有しているフリーランスの演奏家です。
    確定申告を自分でやるようになり、もっと税金や世の中のお金の仕組みについて知りたいと思い資格を取得しました。
    ピアノ演奏のかたわら、執筆、心やお金に関する相談など、得意なことを活かして活動しています。


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