今こそはじめたい世界株投資!株の購入方法と注意点をおさらい

更新日:2020/12/22

これまで、成長性という点では米国のハイテク株が投資家の注目を集めてきました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、アメリカ経済の成長性に少しかげりが見え始め、新たな投資先が求められています。その候補となるのが世界株です。この記事では、世界株とは何か、なぜ今世界株なのかを説明し、その魅力に迫ります。

今こそはじめたい世界株投資!株の購入方法と注意点をおさらい

世界株ってどんな株?どこで買えるの?

世界株ってどんな株?どこで買えるの?

ニューヨーク証券取引所やNASDAQなど、アメリカの株式市場で取引される株式を米国株といい、東京証券取引所やJASDAQなど日本の株式市場で取引される株式を日本株といいます。株式市場は国ごとにあり、世界共通の株式市場があるわけではありません。では、世界株とは一体どのようなものなのでしょうか?

 

世界株とは、全世界の株式を投資対象とした投資信託のことです。または、アメリカの株式市場で扱っている銘柄A、中国の株式市場で扱っている銘柄B、イギリスの株式市場で扱っている銘柄Cのように、複数の国の株式市場で扱っている銘柄を投資対象とする場合も「世界株に投資している」と表現することができます。

 

テレビでよく見かけ、有力な新商品を次々に開発しているので株式を購入してみたいと思ったアメリカ企業があったとします。この企業がアメリカのNASDAQに上場している企業だった場合、この株式はどこで購入できるのでしょうか?。

 

そもそも、個人投資家は証券取引所との直接の取引はできないので、取引は全て証券会社を通して行うことになります。アメリカの株式で欲しい銘柄があった場合、国内の証券会社で取り扱いがあれば購入することができます。証券会社を通じて取引をすることで、私たちは世界中の投資商品の多くを購入することが可能となります。

日本株と世界株の違いまとめ

日本株と世界株の違いまとめ

日本株と世界株の1番の違いは情報量でしょう。日本株の企業情報はインターネットで豊富に見つかります。『会社四季報』など企業情報をまとめたハンドブックも存在します。

 

しかし海外の企業の場合、日本で誰もが利用している商品を製造している企業でもない限り、ほとんど情報がありません。インターネットでの検索はできますが、企業情報が日本語ではなくすべて英語で書かれている場合もあります。

 

ある程度の情報が手に入る企業の中からだけ選択する方法もありますが、少ない選択肢の中から大切な投資判断をするのはあまりお勧めできません。世界には成長性が高い企業、今は小さくても将来性を感じる企業がたくさんあります。そのような企業を見つけ出すには、投資対象の情報収集をする努力が必要です。

 

2つ目の違いは、世界株は為替変動の影響を受けることです。

 

米国株で例をあげて解説します。元本100万円で、1ドル100円の時に米国株のA銘柄を1万ドル分購入しました。幸い1万ドルが1年で1万100ドルに増加。しかし、1年の間にドル円の為替レートが大幅に円高となり1ドル80円になった場合、80×10,100ドル=約81万円となり株価ではプラスになったものの為替で損失が発生し、最終的には大きく元本割れしてしまいます。

 

もちろん株価自体はマイナスでも、投資後に為替レートが円安に動き、利益が出ることもあります。

 

世界株は、日本株と異なり情報が少なく、為替の影響があることを知っておきましょう。

今、世界株投資をはじめたい理由

安全に投資をするためには、よく知っている日本株に投資をするのも良い方法です。しかし個別に株式を選別して、個人の判断で投資をするのはなかなか難しいのではないでしょうか?

 

また、投資の基本は分散投資ですが、複数の商品に分散するためには複数の企業を分析する必要があり、難しさは倍増します。

 

「では日経平均に連動した投資信託をやってみよう!」この発想に至った人はかなり上級者です。ところが、ここ数年の日経平均株価は極めて低調。上がりもしなければ、下がりもしないという状況です。2020年11月17日には2万6,000円台と久々の高値をつけていますが、これは新型コロナウイルスのワクチン開発とバイデン大統領就任への期待感を要因とするものです。

 

むしろ新型コロナウイルスの影響で多くの日本企業は疲弊しており、直近の日経平均株価が日本経済の実態を反映しているとは考えにくいでしょう。

 

これまでは米国株という選択肢がありました。しかし、米国株も新型コロナウイルスの感染拡大と、バイデン新大統領が企業に対し増税するのではないかという不安が影を落としています。世界の株式市場を牽引してきたハイテク株も、そろそろ天井圏に来たのではないかという懸念が本格的に表面化してきています。

 

そこで、これまで市場を牽引してきた米国株一辺倒ではなく、全世界の成長性に目を向ける世界株投資に注目が集まっているというわけです。

 

世界中の企業への投資を自分で行うことは難しいですが、投資信託を利用することで簡単に全世界の株式に投資できます。全世界の銘柄に分散投資を行うため、個別の企業の成長性を取り込みながらも、リスクを抑えて運用することが可能です。

 

新型コロナウイルスの影響により、各国がいつまでに、どれくらい経済活動が回復するかわからない今、視野を全世界に広げて投資環境をとらえる必要があるでしょう。

世界株投資で注意すべきこと

世界株投資で注意すべきこと

世界株投資の注意点は前述の情報量の不足や、為替差損が発生すること以外にもあります。

 

最も大切なのは、商品の分散投資をすれば必ず利益が出るわけではないということです。新型コロナウイルス、リーマンショックのような世界的危機が起これば、どの企業が、どこの国が大丈夫ということはなく、世界全体の経済が落ち込むでしょう。そのような状況では、分散投資のリスクヘッジが機能しない可能性がある点には注意が必要です。分散投資を行ったとしても、世界情勢に対してのアンテナだけはしっかりと立てておきましょう。

 

楽天証券では、世界株を対象とした投資信託も数多く取り扱いがあります。また、全ての投資信託の買付手数料が無料。コストを抑えた運用を行うことが可能です。投資信託の買付や保有によって楽天ポイントがたまる点も楽天会員にとっては嬉しいところ。証券会社を選ぶ際の選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

  • 著者:金子賢司さん

    東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。
    健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。


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