サザビーズのオークションの魅力とは?意外と簡単な参加方法についても解説!

更新日:2021/02/04

ザザビーズとは、世界のオークションを運営する国際競売会社です。会社の設立は1744年、イギリスのロンドンで創業しましたが、現在の本部はアメリカのニューヨークとなっています。

サザビーズのオークションの魅力とは?意外と簡単な参加方法についても解説!

有名な絵画などが取引される世界的なオークション。その取引金額の大きさからも、注目が集まる存在となっています。好きなアーティストの作品があり、余裕資金があるという方などは一度参加してみたいと考えているかもしれません。今回はそうしたオークションを開催する競売会社の中でももっとも歴史の古い「サザビーズ」について、会社の歴史やどんなアイテムをあつかっているのか、具体的な参加方法はどうなっているのかを紹介してみたいと思います。

サザビーズとは?

サザビーズとは?

・世界最古の競売会社
国際的な競売会社はいくつかありますが、サザビーズはその中でももっとも歴史が長い競売会社です。設立は1744年、イギリスの首都ロンドンでスタートし、最初は貴族たちが高価な書籍を取引する場でした。サザビーズという名称は設立者の甥、ジョン・サザビーからきています。ロンドンで創業したサザビーズですが、1983年にアメリカの富豪、A・アルフレッド・トーブマン氏によって買い取られ、現在の本部はニューヨークにあります。1988年にニューヨーク証券取引所に上場しましたがその後フランスのパトリック・ドライ氏によって買収され、現在、株式は非公開となっています。

 

サザビーズの年間売り上げはおよそ20億ドル(2,080億円)。1766年に同じロンドンに設立された、競売会社のクリスティーズとはライバル関係にあります。

 

インターネットオークションなどでは、「サザビーズ法オークション」が採用されることがあります。これはオークションにおけるルールのひとつで、入札者は落札できなくても宣言した金額を納めなくてはならないというものです。不正な入札を防ぐことを目的としたルールです。

 

・サザビーズジャパンについて
日本では1979年にサザビーズの東京オフィスが開設され、2019年にはサザビーズ帝国ホテル店もオープンしました。様々な美術品やジュエリー、時計などをあつかい、日本語で顧客への対応をおこなっています。香港・ニューヨーク・ロンドンなど、世界各地のオークションへの出品や入札のサポートも受けられます。現在のサザビーズジャパンの社長は、商社勤務を経て画廊経営や展覧会企画アドバイスをしていた経歴を持つ石坂泰章氏です。

サザビーズのオークションではどんなものが取引される?

サザビーズのオークションではどんなものが取引される?

・美術品だけでなく不動産やワインなど幅広い取り扱い品
サザビーズのオークションであつかう分野は幅広く、美術品といっても絵画だけでなく、彫刻や写真なども取引されます。工芸品の分野では家具や楽器が取引の対象。収集家が多い時計や切手、おもちゃもオークションにかけられます。身近なものでは、ハンドバッグやアクセサリー。お酒や自動車、不動産などが取引されているのは、少し意外かもしれません。サザビーズ設立当初から取引されている書籍も、ひとつの部門として残っています。

 

・過去に競売にかけられた高額品
サザビーズのオークションで高額品が取引されると、大きなニュースとして報じられます。最近の出来事も、いくつか記憶に残っているでしょう。そのひとつが「シュレッダー事件」。2018年10月サザビーズのオークションに、バンクシーの「赤い風船に手を伸ばす少女」が出品されました。それが落札された直後、額縁に仕掛けたシュレッダーによって細断されたというものです。バンクシーはインスタグラムでシュレッダーを仕込む動画を公開し、作品は「愛はごみ箱の中に」に改題されました。この時の落札額は約1億5千万円でした。

 

また2017年に当時ZOZOの代表取締役であった前澤友作氏が、バスキアの絵画を1億1,000万ドル(約123億円)で落札しました。これもニューヨークのサザビーズでの出来事です。金額の大きさにおどろいた方も多いでしょう。

 

宝石では2015年11月にサザビーズに出品された、「ジョセフィンのブルームーン」と呼ばれる12.03カラットのダイヤモンド。これは4,863万4千スイスフラン(約59億円)で落札されています。高額な自動車としては、1962年に製造されたフェラーリ250GTOが、サザビーズのオークションにおいて4,840万5千ドル(約53億8千万円)で落札され、いずれも大きな話題となりました。

サザビーズのオークションの魅力とは?

サザビーズのオークションの魅力とは?

サザビーズのオークションというと、数億円から数百億円といった、高額な美術品の売買ばかりが話題になります。しかし出品されるものの中には、時計やワインなど、数十万円で取引されるものも多くあります。手に入れたいもの、手が届きそうなものが見つかるかもしれません。

 

サザビーズのオークションに参加するには、身元や口座の照会といった事前審査はありますが、基本的にはだれでも参加が可能です。オークションの様子はインターネットでライブ中継されています。オークションの魅力を知るには、実際に参加するのが一番のようです。

サザビーズのオークション、どうやったら参加できる?

サザビーズのオークション、どうやったら参加できる?

・現地のオークション会場で入札する
事前に申し込んでおけば、オークション会場に入ることができます。映像で見たことがあるような、入札に必要な札(パドル)を手に持って、競売に参加することになります。

 

・事前にFAXで入札する
現地へ出向かなくても、FAXを使って入札することも可能です。カタログを見て商品を選び、オークションが開催される前に入札を申し込んでおきます。

 

・電話で入札する
オークションへの参加方法としては、代理人を使ったものもあります。現地の代理人に電話で指示することによって入札するのです。オークション会場には、入札者だけではなく入札者の代理人として参加している人もいるということです。

 

・オンラインで入札する
オークションの様子はインターネットでライブ中継されています。入札もオンラインでおこなうことが可能。札を挙げる代わりに、ボタンをクリックすることになります。

 

高額な商品が取引され、手が届かない世界というイメージがあるサザビーズのオークション。調べてみると、手が届きそうな値段で出品されているものもあるようです。サザビーズでの入札を目標に、楽天証券で資金を準備するのも良いでしょう。余裕資金でおこなっていた投資が成功すれば、オークション参加のチャンスとなります。また身近なところで掘り出し物を探すのであれば、フリマアプリのラクマが便利。出品物を検索してみることで、思いがけず探していたものが見つかるかもしれません。

  • 著者:黒川ヤスヒトさん

    証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。
    現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。
    関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。


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