Question

子ども2人の教育資金 公立と私立でかかる費用はどれほど違うの?

更新日:2020/01/23

都内在住の夫婦・子ども2人の4人家族です。現在、長男次男ともに小学生。上の子に至っては3年生となり、周りの子も中学受験の勉強のために塾通いを始めている子が増えています。
まだ受験する・しないさえも考えられていないのですが、もし子ども2人が中学受験をして大学まで私立に通った場合のお金ってどれくらかかるのでしょうか?(正直、親としては大学まで公立に行って欲しいですが…。)

年齢:30代
職業:会社員
世帯年収:1,500万円以上
ペンネーム:もじゃもじゃ

 

Answer

文部科学省の平成30年度子供の学習費調査などのデータを元に中学生以降の公立と私立の学費を比較すると以下のようになります。中学生までの給食代や、塾などの学外での学習費も含まれます。

 

・中学(3年間総額) 公立約150万円、私立約420万円 ※平成30年度
・高校(3年間総額) 公立約140万円、私立約290万円 ※平成30年度
・大学(4年間総額)国立約240万円、公立約250万円、私立約460万円 ※平成29年度

 

ざっくりと年間の支出で比較するなら、中学・高校では年間50万円か150万円の違い、大学だと60万円か120万円の違いという感覚になりそうです。

 

しかし、いずれも学校によったり、塾にどの程度通わせるかや、大学では文系か理系かの違い、親元を離れて暮らす場合の生活費の負担などによって大きく幅があります。

塾代は受験期は月に5万円や10万円かける家庭もあれば、統計的には小学校公立で約60%、私立で約25%、中学校公立で約30%、私立で約40%、高校公立・私立ともに約60%が塾に通わせていない(塾にかけるお金が0円である)という数字もあります。

子供に東京で一人暮らしをさせる場合、家賃6万円+仕送り2万円などが毎月発生すると、年間100万円近い支出が学費とは別に発生することになります。

 

大雑把な金額と傾向を把握して、可能な進路を家族で相談することも大切になりますね。奨学金などを借りて進学する場合は、返さなければならないお金であることや返済計画についても日常的な会話をたくさんすることで、自然と堅実なお金の借り方・返し方を意識できると理想的です。

 

大変な選択が続くかと思いますが、できるだけ親子でたくさん会話をして、納得ができるバランスが見つかっていくことをお祈りいたしております。

回答者:ファイナンシャルプランナー 風呂内 亜矢さん

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP認定者、宅地建物取引士。26歳のとき、貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに、お金の勉強を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し賃料収入を得ている。2013年ファイナンシャルプランナーとして独立。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 著書に『その節約はキケンです お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか(祥伝社)』、『ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)#なぜたま!』などがある。

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