Question

中短期の資金繰りとしてのポイント投資はあり?

更新日:2020/04/21

今年に入ってから家計簿アプリを活用し始め、いかに貯蓄を増やすのが大変かが分かり、お金について真剣に考えるようになりました。そして前々から気になっていたつみたてNISAとiDecoの契約をして、口座が準備でき次第、つみたてが始まる予定です。一先ず、長期運用型の投信は用意出来ました。

ここで本題ですが、上記の口座の他に中短期の資金繰りとしてのポイント投資をしても良いのかどうかが分かりません。具体的には楽天証券に口座を作り、楽天ポイントを運用して小さなリスクで少額でもお金に出来たら良いなぁと言う気持ちでいます。また、少額なので特定口座(源泉徴収なし)で考えています。

ただ、焦って手を出すものではないと思っていますので、今回色々悩んだ結果このように相談させて頂きました。何か良い方法などありましたら教えて頂きたく思います。よろしくお願いします。

年齢:30代
職業:会社員
世帯年収:400万円未満
ペンネーム:ぽんぽん丸

 

Answer

つみたてNISAやiDeCoなど、将来のための対策をスタートされたとのこと、素敵ですね。

 

つみたてNISAは最大月約3.3万円、iDeCoはお勤め先の年金の状況によりますが会社勤めの場合、1.2万円、2万円、2.3万円のいずれかが月の上限額になりますね。各制度をフル活用する場合、月3.5〜5.6万円程度の積立投資をスタートできることになります。

 

仮にぽんぽん丸さんの手取り年収が360万円、ひと月30万円の場合、手取りの1割以上を投資に充てられる枠を準備できたことになります。投資を含む貯蓄は手取り収入の2割程度を目標とすると良いため、毎月手取りの2割を貯蓄にまわし、その半分を投資に回す体制が整うことになりますね。

 

貯蓄のうち、どのくらいの割合を投資に充てるかは個々人で判断が分かれるところですが、一般的には毎月の貯蓄のうち5〜10%程度が多くの人が安心しやすい水準だと考えられます。手取り30万円のうち、6万円を貯蓄に、6万円のうち3,000〜6,000円程度だけを投資に回し、残りは預貯金で貯蓄するという感覚です。そう考えると、制度をフル活用する投資額は、やや積極的な投資スタイルといえそうです。

 

投資を行う場合は、手元に預貯金などでいつでも動かせるお金が生活費の3〜6カ月分程度があり、それを超える金額で取り組めると良いでしょう。病気や転職、最近のコロナウィルスのような有事の事態にすぐに使える形でのお金を備えておくことが重要だからです。有事の際に評価額が変動する資産の形ばかりで持っておくと、取り崩したくないタイミングでも売却せざるを得ません。

 

そのため、もしも手元の預貯金がその額に達していない場合は、長期運用はつみたてNISAとiDeCoにまかせ、短期や中期の運用は特に投資を行わないとするのでも良いのではないかと考えられます。また、つみたてNISAやiDeCoをフル活用する月3.5〜5.6万円の予算感が長期として考えるには多すぎる場合、iDeCoの2万円前後を長期のための予算と考え、いつでも引き出しができ、手数料などもかからないつみたてNISAを中短期用の口座として使うのでも良さそうです。

 

楽天証券であれば、つみたてNISAを楽天ポイントで購入することもできるため、ポイント投資で中短期の投資に挑戦してみたいという目的も満たすことができますよ。

回答者:ファイナンシャルプランナー 風呂内 亜矢さん

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP認定者、宅地建物取引士。26歳のとき、貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに、お金の勉強を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し賃料収入を得ている。2013年ファイナンシャルプランナーとして独立。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 著書に『その節約はキケンです お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか(祥伝社)』、『ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)#なぜたま!』などがある。

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