Question

40代の会社員で5歳の子供がいます。主人が保険なんて必要ないと言っていたので、今まで学資保険に加入していませんでしたが、将来の子供の進学の事を考え学資保険に加入することを考えています。家計費等は全て折半となっていますが、主人に学資保険の事を相談しても、渋り払っては貰えないと思うので、私の収入の中から払っていく事を考えています。月収23万円位となりますが、そのくらいの収入ですと毎月の学資保険の保険料はいくら位が良いのでしょうか。また、現在子どは5歳ですがまだ加入可能でしょか。

年齢:40代
職業:会社員
世帯年収:400万円~600万円
ペンネーム:える

 

Answer

お子さんの学費準備については、一般的に月1〜3万円程度をコツコツと貯蓄していくことで対応できることが多いと考えられます。高校生までの進路は月々の家計でまかなえるところへという選択がしやすいものの、大学受験の塾代や、大学の学費などは、短期間にまとまった資金を必要とすることが多く、時間をかけて準備をし、負担を分散しておく方が管理しやすいためです。子どもが大学生になるまでに200万円〜数百万円の預貯金を準備しておけると理想的です。

 

その方法の1つとして学資保険がありますが、必ずしも、教育資金準備の方法が学資保険である必要はありません。学資保険を使うメリットとしては、

 

1)毎月強制的に支払うことになるためお金を守りやすい
2)払った保険料よりも増えて返ってくることもある
3)万が一、えるさんが亡くなった時にお子さんにお金を準備してあげられる商品もある
4)お子さんが病気になった時などに保障を受けられる商品もある

 

学資保険に加入する目的が、学費を「貯めること」である場合、3)や4)の内容が手厚いと、期待している金額よりも貯まらない可能性があります。支払っている保険料のうち、3)や4)のシーンを保障するためのコストを支払うことになるからです。そうすると2)も期待しづらくなります。

1)については、例えばお子さん名義の銀行口座を作って、お金を完全に独立して管理することなどで、保険でなくても同じような仕組みを作れる可能性があります。

 

それでもどうしても学資保険で学費を準備したいという場合、月々1万円程度に抑えた方が負担が少ないでしょう。払い込む期間を短くしたり、準備したい金額を高く設定する場合、月々の保険料は大きく変わりますが、保険で準備するのは1万円程度に抑え、その他預貯金などで準備するなどしても良さそうです。

 

保険ではなく、預貯金などで準備をすれば、いざという時にその資金を使って対応することができます。保険の場合、目的のタイミングまで基本的には引き出さない点では教育資金を守れるかもしれませんが、どうしても必要になって予定より早く解約する場合、損になることが多いです。保険とは違い、すぐに使える形で手元にある程度まとまった資金を持っておくことは、病気や転職・失業など、家庭の有事を支えられる体制を作ることにもつながります。

回答者:ファイナンシャルプランナー 風呂内 亜矢さん

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP認定者、宅地建物取引士。26歳のとき、貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに、お金の勉強を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し賃料収入を得ている。2013年ファイナンシャルプランナーとして独立。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 著書に『その節約はキケンです お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか(祥伝社)』、『ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)#なぜたま!』などがある。

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